日本の伝統文化と、正しい歴史認識を伝えたい❗

日本の伝統文化紹介と、日本の現状と問題点。

神道とは

2022-05-19 09:24:56 | 日記
◎神道 三


◆色々な神道

○皇室神道 (宮中祭祀)
皇居内の宮中三殿を中心とする皇室の神道である。新年の四方拝や歳旦祭、五穀豊穣や国家・国民の安寧を祈る新嘗祭(天皇即位後初の新嘗祭は大嘗祭という)などが行われる。


○神社神道
神社を中心に、氏子・崇敬者などによる組織によって行われる祭祀儀礼をその中心とする信仰形態である。

○民俗神道
民間神道ともいう。民間で行われてきた信仰行事をいう。道祖神・田の神・山の神・竈神など。修験道や密教や仏教、あるいは道教の思想と習合している場合も多い。いざなぎ流なども入る。

○教派神道(神道十三派)
教祖・開祖の宗教的体験にもとづく。創唱宗教的色彩が濃い。

○古神道(≒原始神道)
江戸時代の国学によって、儒教や仏教からの影響を受ける前の神道が仮構され、復古神道・古道・皇学・本教などと称された。明治時代以降に古神道だけを取り出し、新たな宗派として設立されたものも古神道と称している場合がある。近代以降の学問で研究されて国学色を排除してからは、純神道・原始神道ともいう。

○国家神道
特に近代(明治維新より第二次世界大戦終結まで)において国家の支援のもとに行われた神道を指す名称であり、事実上の国家宗教となっていた。

以上のような分類をすることができるが、今日、単に「神道」といった場合には神社神道を指すことが多い。

#神道3



今日は何の日

2022-05-19 07:52:55 | 日記


小諸・山頭火の日(5月19日 記念日)

長野県小諸市にある温泉宿・中棚荘(なかだなそう)が制定。中棚荘は、明治の文豪・島崎藤村ゆかりの宿でもある。

1936年(昭和11年)のこの日、漂泊の俳人・種田山頭火(たねだ さんとうか、1882~1940年)が中棚荘(当時は中棚鉱泉)に宿泊した。

その日の日記に「熱い湯に入れて酒が飲めるのがいい」と記載していることから記念日となった。敷地内には山頭火の句碑も建てられている。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。

種田山頭火について

1882年(明治15年)、山頭火は、山口県佐波郡西佐波令村(現:防府市)にて大地主・種田家の長男として生まれた。しかし、父親が経営する種田酒造場の破産や身体と精神の不調など、数々の苦難の末、生涯を酒と放浪のうちに過ごした。

俳句を愛した山頭火は、1940年(昭和15年)に愛媛県松山市で亡くなるまで、全国各地を歩いて旅をしながら数多くの俳句を作った。昭和の芭蕉とも呼ばれ、定型に縛られない自由律俳句の代表とされている。

山口県防府市内には山頭火の生家跡があり、JR防府駅てんじんぐち(北口)前には山頭火の銅像が建てられている。また、防府市内各所に山頭火の句碑が80基以上建てられていて、句碑めぐりを楽しむことができる。

種田山頭火像

関連する記念日として、山頭火の忌日に由来して10月11日は「一草忌(いっそうき)」となっている。「一草忌」の名称は、山頭火終焉の地である松山市の庵「一草庵(いっそうあん)」の名前にちなむ。

#今日は何の日