◎神道 四
◆何に重きを置くかによって「祭り型」「教え型」という分け方も提唱されている。
○祭り型神道(社人神道 - 儀礼を中心とする)
これは上記の「皇室神道」「神社神道」「民俗神道」などのことである。
○教え型神道(学派神道 - 教学を中心とする)
神仏習合系 - 両部神道・山王一実神道など
神儒習合系 - 儒家神道・理学神道・伊勢神道(=度会神道)・垂加神道など
家元神道 - 唯一神道(=吉田神道)など
○復古神道 - 平田篤胤・大国隆正ら国学系の教団 - 出雲大社教・神道修成派など
霊学系の教団 - 神道天行居など
○その他の新宗教
山岳信仰系 - 実行教・御嶽教など
○霊示系(創唱宗教) - 黒住教・金光教・天理教(正確には、天理教は政府の弾圧を避けるために教派神道となり、現在は諸派に分類されている)・大本など
○大本系新宗教 - 生長の家・世界救世教・白光真宏会など
○救世教系新宗教(いわゆる「手かざし」系) - 世界真光文明教団・崇教真光・ス光光波世界神団・神慈秀明会など
以上のように分けられる。
なお、陰陽道系の土御門神道は上記の家元神道のひとつではあるが、教え型とも祭り型とも決められるものではない。
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