国際寿司の日(6月18日 記念日)
英語表記は「International Sushi Day」。制定した団体など詳細は不明だが、主に海外で祝われている記念日のようである。
日本では11月1日が「すしの日」となっている。こちらは全国のすし組合で構成される「全国すし商環境衛生同業組合連合会」(全国すし連)が1961年(昭和36年)に制定した記念日である。
寿司は天ぷら、すき焼きなどと並んで日本を代表する料理である。昨今の世界的な日本食ブームのおかげもあり、現在では「Sushi」として世界各地に広がっている。また、アメリカの巻き寿司であるカリフォルニアロール(California roll)など、海外ならではの寿司も登場した。
カリフォルニアロールは、カニ風味かまぼこ・アボカド・キュウリ・マヨネーズ・白ゴマなどを手巻きにしたものである。もともと欧米人は海藻を食べる習慣がなく、海苔は黒い紙のように見え気持ち悪がられたため、酢飯で海苔とタネを巻く「裏巻き」と呼ばれるスタイルが流行した。
その他、世界各地の食文化と融合したスシ(Sushi)が誕生しており、メキシコのトルティーヤと組み合わせた「寿司タコス」「寿司ブリトー」、ハワイ料理風の「ポキ寿司ボウル」、魚や肉を避ける人向けに豆の粉を魚介類風に加工してネタとする「フェイク寿司」などがある。
麦とろの日(6月16日 記念日)
「麦ごはんの会」が2001年(平成13年)に制定。また、山梨県中央市に本社を置き、麦とろの食材などを手がける「株式会社はくばく」も制定。
日付は「むぎ(6)とろ(16)」(麦とろ)と読む語呂合わせから。「麦とろごはん」の美味しさや栄養バランスの良さを多くの人に知ってもらうことが目的。記念日は「はくばく」が制定した日として一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
「麦とろ」は、麦飯にとろろをかけて食べる料理である。とろろには、出汁や醤油、酒、みりん、卵、味噌、ネギ、青ノリなどを加える場合もある。その味付けは多岐に渡り、地域によって様々である。
麦には発汗で失われがちなビタミンB類とミネラルが豊富に含まれてる。麦とろごはんとして食べると、これらの麦の成分をとろろが体内に効率的に吸収させる。夏バテ対策にも優れた食べ物であると言える。