みどりの館 Blog-Edition

前向きな生き方を!熟年からの Hop,Step,Jump !!

鯉のぼり

2005-04-15 22:35:36 | きょうのデジカメスケッチ
 
 鯉のぼりが、西の風をいっぱいに吸い込んで、元気に泳いでいた。‘ 鯉のぼり ’ といえば、5月とばかりと思っていたが、昨今は他に先んじて、なんでも早く早くの風潮の所為であろう。

  都市部では、高層化された集合住宅という事情があって、鯉のぼりを立てる余裕がない家庭が多く、‘五色吹流しつきベランダセット’というような鯉のぼりを団地でよく見かける。

  滝をのぼる本物のコイのように、男の子が元気に大きくなることを願い、家族のものがたてる習わしが、江戸時代から庶民の間で始まり、今日まで引き継がれている年中行事の一つである。また「わが家に男の子が生まれました。どうぞお守りください」と天の神様に伝え、 守っていただく意味があるともいわれている。





花びら

2005-04-14 01:21:15 | きょうのデジカメスケッチ
 春の雨と風の悪戯で、美しいさくらが儚く散ってしまった。散歩の途中、緑住宅の子ども遊び場に
立ち寄った。
 いつもは子どもたちの歓声で、賑わっているブランコが静寂に包まれていた。
 ブランコの下に、水溜りができ、花びらがその周りをまるでちりばめたように散っていた。



 
 雨風に  儚く散りし  花びらを 
         愛しく眺め  踏みわけ歩む
 
  
 

さくらよりケイタイ?

2005-04-11 15:17:42 | きょうのデジカメスケッチ
 いつでも、どこでもの便利さが‘ウケ’て、携帯電話の普及は、この10年、目を見張るものがある。お互いが話したり聞く道具から、見る送る(映像)、遊ぶ(ゲーム)、買う(チケット予約・お財布代わり)などの機能が付いたマジックボックスへ変身を遂げた。
 若者が集まっているところへ行くと、たいてい、皆がケイタイに視線を落として、‘黙して語らず’の光景に出くわすことが多い。 


 【写真説明】  さくら見物で賑わう夙川公園で

 さくらの写真を‘写メール’したのか、ゲームをしているのか、テレビを観ているのか、これを見ていると、良くも悪くも、もはやケイタイ抜きの生活は考えられないほど彼らの暮らしに入り込んでしまっている感が強い。

夙川公園のさくら

2005-04-10 07:57:25 | きょうのデジカメスケッチ
‘さくら名所100選’の一つ、夙川公園(兵庫・西宮) のさくらが見事に満開を迎えた。他に、兵庫県では、姫路城、明石公園がある。 




 夙川沿い約3kmの河川敷緑地はソメイヨシノ、ヤマザクラ、オオシマザクラなどが数多くのさくらが咲き揃い、近郊から大勢の人が繰り出し、たいそうな賑わいを見せた。




 ドバトも樹上で花見?




 子どもたちは水辺が大好き。さくらの花もお花見のご馳走もそこそこに、思い思いに、水を楽しんでいた。



 子どもは遊びの‘天才’といわれ、何でも遊びにしてしまう。一心不乱に、遊びに集中できるのは、童心の成せる魔力なのだろう。



子どもの情景

2005-04-07 22:30:39 | きょうのデジカメスケッチ
  こどもの遊ぶ姿を見るのは非常に楽しいものです。  
  【写真説明】 さくら祭りの会場で、シャボン玉を追う女の子たち
 
 こどもを写した写真に興味を抱くようになったのは、学生時代からの親友?(私が勝手にそう思っているのですが)の鹿島和夫さんの子どもの写真の素晴らしさに触発されたのです。
 
 彼は、子供の表現力を育てる実践から生まれた児童詩をまとめた、ダックス先生の「一年一組せんせいあのね」の著者として、教育界によく知られています。
 数多くの著書の中に、子どもたちの生き生きした情景の写真が豊富に取り入れています。これらの写真を見るとき、改めて一人ひとりの子どもが持つ「生きる」力の素晴らしさを感じます。

 鹿島和夫さんのHOMEPAGE

 思ったように写すことは、なかなか難しいものですが、彼の写真にできるだけ近寄れるように、子ども写真を撮り続けたいと思っています。



2005-04-06 22:33:24 | きょうのデジカメスケッチ
  
 さまざまな動物がペットとして飼われている中で、その代表格はイヌとネコだろうと思う。日本でどのくらいのイヌやネコが飼われているか数字を見たことがないのでわからない。
 
 さて、その飼い猫であるが、散歩の途中で時々見かける。塀の上や玄関先、生垣の隅っこでというふうに多様である。ギラギラした目で一点を凝視していたり、ひなたで欠伸をしながら眠そうにしていたり、辺りに気を配りながら動いたりしている。

 写真の猫は、ガレージの乗用車の屋根に行儀よく鎮座して、通りかかった人に注意を向けていた。私は立ち止まって猫に視線を向けたので、一瞬ギックとして身構える風に見えたが、姿勢を崩さずに私と目線を合わせ、決して自分から逸らすことはなかった。
 
 これが、猫が‘ネコ’たる所以だろう。たとえ飼い猫であっても、食肉獣であるネコ科の動物の形質を引き継いでいるので、イヌのように単純ではない。

 カメラを向けた私が猫の目にどう映ったか、門扉があるとはいえ、胡散臭い人間が前に立ち、自分に向けて、何かクロっぽいものを覗き込んでいる。
 「何かが起こる前に、逃げなきゃなるまい。その準備だけはおさおさ怠りなしでいこう」
 と、考えているのかな?

 ネコは基本的に目を合わせることを避ける傾向があり、自分のフィールドに土足で踏み込んでくる者を「野暮」として嫌う、と猫に詳しい人が書いている。どうやら、私のしたことは「野暮」だったんだ。 


 

青い空、白い雲とコブシの花

2005-04-04 22:05:40 | きょうのデジカメスケッチ

 日中の気温は13℃、北北西6m/s の風が吹いて寒かったが、空は青く澄み渡り、気持ちが晴れ晴れする一日だった。
 
 日陰にあるコブシの木の下から、満開に近い花を見上げると、吸い込まれそうな青い空に白い雲が浮かんでいた。

 きょう、甲子園球場は春のセンバツ大会の決勝戦があった。青い空に舞い上がった白球を幾度となく見上げ、無心で追ったことであろう。

 甲子園をあとにした高校球児たちは甲子園の青い空を心に焼き付け、夏の青空を夢見て、また明日からの厳しい精進を続けることだろう。
 
 甲子園界隈に静寂が戻ってくる。