みどりの館 Blog-Edition

前向きな生き方を!熟年からの Hop,Step,Jump !!

カワウ(川鵜)とチュウシャクシギ(中杓鷸)

2006-04-30 22:21:45 | 自然
 4月27日午後、西宮・夙川河口の香枦園浜でチュウシャクシギを見ました。この日は40メートルほど手前に差し掛かったとき、気づかれて逃げられてしまい、一羽だけしか撮影出来ませんでした。そこで、改めて28日、再度チャレンジしました。

 鳴き声が聞こえますが、なかなか姿が遠くて見当たりません。暫く、様子待ちをしていましたら、カワウが水中から嘴に余る大きな魚を咥えて水面に現れました。 

 獲物が大きいので容易く飲み込めません。バタバタしているところを他のカワウが見つけて、やってきました。 

 「盗られてたまるものか」と必死で逃げますが、突如、水面に出て、見事に奪い取りました。まるでサッカーのボールの取り合いのように目まぐるしいバトルの展開でした。 


 群れから離れていたチュウシャクシギが比較的近くにやってきました。 

  


 カワウが岩場で羽を乾かしていました。  

 お知らせ: HP「みどりの館」(5月1日付け更新)に動画で掲載していますので、ご覧いただけます。

新緑の候

2006-04-29 13:59:07 | 自然
 ゴールデンウィークがはじまる。この時期は‘ゴールド’に値する休日が続から、こう呼ばれているのだろうか。
 昨日28日はすっかり春を感じる上々のお天気でした。外へ嫌でも出たくなるほど明るい日差しが新緑を眩く輝かせていました。


 冬の間中、通い続けた宮川は見事に新緑に包まれています。 

 宮川大橋から川を見下ろすとボラが大群を成して泳いでいました。 

  見上げる梢は、新緑一色の若葉がそよ風に揺れていました。 

 カワラヒワの囀りが高らかに聞こえてきました。 

 ヒヨドリも甲高い鳴き声を響かせていました。 




カワウの問題

2006-04-26 22:14:48 | 自然
 先ごろ、カワウの漁業被害食い止めに「追っ払い作戦」が展開されるというニュースがありました。

 カワウ:漁業被害食い止めに「追い払い作戦」 10都県
 川魚を狙うカワウの漁業被害を食い止めようと、環境省と首都圏を中心にした10都県などで作る「関東カワウ広域協議会」は19日から10日間、関東地方の計62の河川や湖で「一斉追い払い作戦」に乗り出す。地元の80漁協の協力で、延べ約1万人がロケット花火計約2万6000発で脅して追い払う初の大規模作戦。計約1340万円かかるが、膨大な被害に悩む漁業関係者は大きな期待を寄せている。(中略)
 糞(ふん)による被害も深刻で、カワウ約1500羽の繁殖地になっている埼玉県滑川町の「国営武蔵丘陵森林公園」のコナラ林は、糞で毎年数十本の木が立ち枯れ、夏場は悪臭が漂う。茨城県大洗町の「日本原子力研究開発機構」の研究施設では、研究用の原子炉の冷却水をためる人工湖(12万5000平方メートル)に糞を落とされ、水質悪化で冷却水として使えない心配も出ている。

 作戦では、カワウが河川に飛来する早朝と夕方を狙ってロケット花火を打ち上げ、スピーカーから数分おきに爆音を鳴らす。また、河川に釣り糸を巡らせて着水できないようにする。限られた地域だけでは効果が薄いため、大規模に展開して、夏場に集まる習性のある東京湾などの沿岸に、一足早く追いやるという。

 環境省は「今のところ、この作戦が一番効果的と考えられる。成果が上がれば今後も続けたい」と話している。【土屋渓】

毎日新聞 2006年4月18日 15時00分
 
 上の記事は、毎日新聞のWEB版からの引用です。

 確かに、今年はカワウに異変があったと思われることが兵庫・芦屋でもありました。これまでにも目撃されていたかもしれませんが、朝早く(06:~07:30)、カワウの大編隊が上空を、次から次へV字飛行で東へ移動していきます。3月から暫く見られました。

 
 

  宮川にもカワウの数がいつもより多く飛来しました。
 
 
 

  一度に、こんなに集団でやってくるのを初めて見ました。
 

 芦屋キャナルパークに飛来したカワウ 06.04.06
 

  


polo181さんのBLOG「スケッチブック」‘水鳥ピンチ!’にカワウ等に関する記事がありましたので、コメントを書きましたので、ご一読いただければ幸いです。 

リンク カワウのV字飛行動画を見る

 この動画はHP「みどりの館」3月下旬号(3月15日更新)に掲載したものです。



イカルがいた

2006-04-23 21:39:23 | 自然
 今日の散歩は、午後2時30分、いつものコースを変えて出発しました。この思いつきが幸運に繋がりました。日ごろあまり見ることのない「イカル」に出遭えたからです。

 「イカル」という野鳥のことは殆ど知識がありません。2,3年前に一度見ただけです。ふと見やったところにたまたまいたので、慌ててカメラを取り出し、シャターをきりました。2枚目を撮ろうとしたとき、人が近づく気配に驚いて飛び立ってしまいました。 

 舞い戻ってくる様子もないので、諦めて散歩を続けました。1時間ほどぶらぶら歩き回って、もう一度、同じ場所に戻ってきました。生垣に近づいたとき、一斉にそばの大木の中に姿を隠してしまいました。何とか姿を見つけ出して写した映像です。    画像はトリミングなど処理をしています。 


アオサギとボラ

2006-04-20 15:43:20 | 雑感
 4月18日 13:46 この時間、河口に近い宮川・汐凪橋付近は干潮で水位が下がり、川底が現れます。取り残されたボラが1匹泳いでいました。   

 アオサギが獲物を狙っているのか、水面をじっと見つめていました。そこへボラが近づいてきました。 

 次に起こるであろう事態を想像しながら、息を詰めてカメラを構えていました、が予想に反して何事も起こりません。 

 アオサギは、ボラが泳ぐのをただ見ているだけです。ボラも警戒の様子がなく悠然と泳いでいました。  

 このボラの大きさでは嘴に余るというわけでしょうか全く手を、いや嘴を出すことなくやり過ごしていました。  

 下のアニメは、4月2日に撮影した映像です。この大きさのボラであれば何とか捕らえて食べるようです。ボラは出世魚といわれ成長の段階で魚名が変わるようです。出世魚の一つで、ハク(2-3cm)、オボコ(3-18cm)、イナ(18-30cm)、ボラ(30cm以上)、トド(大型個体)と呼び名が変わります。
 

桜散る

2006-04-15 11:14:58 | 自然
 心を浮き立たせてくれる桜が各地で今、盛りを迎えています。芦屋中央公園のサクラは淡いピンクの香るような美しいソメイヨシノから零れ落ちそうな八重桜へと変わろうとしています。

 雨に打たれ、風に吹かれて花びらが美しく敷きつめられました。 



 ムクドリが花びらの中で餌を啄む




 花びらと窪みの水に映る桜の木

 ひらひらと散る花びら


 ソメイヨシノを背景に八重桜が花開く



桜咲き揃う中で

2006-04-08 21:16:26 | きょうのデジカメスケッチ
 きのうは、芦屋・中央公園、きょうは、臨港線から阪神国道2号線まで夙川の両岸に咲く桜をゆっくり眺め、そぞろ歩きを楽しみました。

 昼の月と桜の花びらを啄むスズメ (芦屋・中央公園)  4月7日16:25写す  

 ムクドリとスズメ 

 子どもたちは水辺が大好き (西宮・夙川) 4月8日 14:19写す  

 元気に跳びまわる子どもたち (西宮・夙川) 14:23写す 


2羽のアオサギの競演

2006-04-04 21:45:52 | 自然
 4月3日、いつもの水鳥の撮影ポイントへ。カモたちの北帰行がそろそろという時期になっていますが、僅かに数が減ったかなという感じでした。

 宮川の主のように居座っているいつものアオサギとは違う2わのアオサギが小魚を狙っていました。


 魚の群れがピチピチ跳ねて、さざなみがたったの見て跳び上がたアオサギ 



 なかなか獲物にありつけずに、辛抱強くタイミングを計っていました。漸く、嘴に余るほどの魚を捕らえました。尻尾を振って抵抗する魚を必死に咥えていました。


もう1羽のほうも間髪をいれず、魚をキャッチしていました。なかなか、魚を捕らえて飲み込む瞬間を見る機会は多くありませんので、ラッキーでした。
 

 お知らせ:HP「みどりの館」に掲載しています。