絶好の行楽日和になった3連休の最終日、21日は芦屋川に沿う歩道や遊歩道から、流れる水音、小鳥の囀りに耳を傾け、川の風情を楽しむ人の姿が多く目についた。
今回は、阪神芦屋駅から北へ、カメラスケッチをしながら、時間をかけて歩いた。
阪神芦屋駅は川の上にプラットフォームがあり、電車待ちをする間に、川を眺めることができるのがうれしい。
写真の左下に写っているコサギは、この辺りを餌場にしているのでいつも見られる。
少し上流に、コガモやカルガモが自分たちの居場所と決め込んでいるところがある。写真の左下に、コガモが昼寝を楽しんでいる。カルガモも眠っていたが、人の動きにあたりの警戒を怠らない。
コガモもゆっくり休んでいられないと、元気に泳ぎ始めた。水面は空を映して、青々としている。
青い空に、六甲連山の東の山々が春の山に変わりつつある。向こうに見える橋が芦屋に縁のある歌人在原業平に因んで‘業平橋’と名づけられている。
国道2号線の業平橋から、上流を眺めると、はるか滝の流れのように水が落ちている。この下をJR東海道線が走っている、いわゆる天井川である。
業平橋の北から見た下流の景色。芦屋カソリック教会の尖塔が見える。
ここでも人が、春の日差しを浴びて、ゆったりとした時の流れを満喫していた。この一帯が、さくら祭りの会場になる。川に枝をいっぱいに伸ばしたさくらの眺めは見応えがあり多くの人で賑わう。
家族揃って。釣り糸をたらすお父さん。 愛犬と散歩。
遊歩道の石垣にひっそりと咲く野草の小さな花たち
ヨモギの隙間にタンポポが可憐な花を咲かせていた。