紋次郎と日々の出来事

骨肉腫と闘った紋次郎と保護犬の正次郎との日々

2回目の月命日

2008年04月15日 23時57分30秒 | 父のこと
昨日は2回目の月命日でしたが、まぁお参りしなくてもいいかなぁ~っと軽い考えでいたが、朝になってなんとなくお父さんが呼んでいるような気がして実家に行くことにしました。
実家に行くと姪が塾のため早々にご飯を食べていました。お仏壇に手を合わせ、ちょっと会話をして、姪が鼻血を出した話を聞いて、姪を送り出したところ、しばらくして姪が戻ってきました。なんと大量の鼻血を出して
送ってくれる近所のお母さんに先に行ってもらい、何とか鼻血を止めて塾に行ったのですが・・・。もし、私が実家に来ていなく、母と姪だけであったらきっと塾は休みだったでしょう。もっと二人でおろおろしていたでしょう。母は年末目の手術をして、夜の運転はほぼ不可能なので。
生前、お父さんは姪に「勉強しろ!!」っと言っていました。お父さんは今日のことを知っていて私を呼んだように思えます。本当に起きるまではスポーツクラブに行くつもりでしたから


自発呼吸をしているんだ!!
後から聞いた話だと、母が人工呼吸をしたそうです。1,2回は口から息を入れると横からふーーーっと抜けてしまったが、3回目にはちゃんと入ったと。その時お父さんが が!!っと目を開けたそうです。母と姪だけが見ました。
姉は自宅用と会社用(自営なので)の2台の電話でかかりつけの病院と119にかけていました。119にかけたところ、地元の救急車は出払っているけど、レスキューが行きますから、救急車は2つ先の隣町からくるとのことでした。

それは滝ノ水っという場所ですが「滝ノ水!?すごく遠いじゃん!!」っと言いました。
姪はそれもパニックで、かかりつけの病院と話していた電話を切ってしまって119にかけようとしていました。
私は救急車が迷ってはいけない・・いや本当は強いお父さんの今の状況から逃れたい一身で外に出て救急車を待っていようと思い、外に出たら義兄が外で待っていて「僕が救急車を待っているから中にいなさい」といわれ、甥も帰ってきたんだと確認しました。
その間、母がお父さんの胸をさすっていたところ、甥が「おおまま、やり方が違う!!」とたまたま保険体育の時間に習った人工呼吸を始めたそうだが・・
反応はなかった。

甥は悲しみで違う部屋にいた。私がお父さんのそばに行くとまったく反応がなかった。母はひたすら無言でお父さんの胸をさすっている。そして一言「救急車はまだなの?」私は再度外に見に行くと大きい消防車が止まっていた。地元のレスキューが到着したようだ。

少し・・・安心しました。たぶん119をしてから10分程度ですがとても長い時間でした