紋次郎と日々の出来事

骨肉腫と闘った紋次郎と保護犬の正次郎との日々

忘れない為にⅦ

2008年04月20日 17時15分47秒 | 父のこと
お父さんは北海道が大好きでした。永住したいとも言っていたくらい。先日母と6月に北海道へ行こうかと話をしていましたが、予約をする段階に来てなんとなく1周忌が終っていないになんかな~っと不に落ちずキャンセルしちゃいました

レスキュー隊が来ると早速機械を出してなにやら始めました。
そしてまず電話をした姉に、『延命処置をしますか?』とたずねたらしい。姉はすぐに『お願いします』っと言った事を家族に報告した。当然だと思ったが、後になりその選択がよかったのか、思うようになりました。

人工呼吸や心電図、心電図から聞こえる機械的な声「計測中です、人工呼吸は不要です」その声がとても冷たく、寂しく聞こえました。
震える声でここで夫(飼主1)に電話をして速攻、来てもらうことになりました。
飼主1も驚いて、自分の親だと思ったほど。それほど癌でもとても元気がよかったのです。
何回も聞こえる心電図計測の声。
そうしているうちにやっと救急車が到着。総勢10名近くのレスキュー隊がお父さんを助けるために努力をしてくれました


私は・・・癌についていろいろ調べていたこともあり、ずっと、ずっとお父さんの最期は呼吸器科の病棟で個室に移って、しばらくは病院で寝泊りをして、最期はモルヒネで眠るように・・っと思っていました。病院の近くにはスーパー銭湯もあるし、病院から会社は結構近いので大丈夫と。家族もそう思っていました。最期は個室で看病。
こんな突然、心の準備も出来ないというカードを渡されるとは、まったく想像していませんでした。
明日は休日なのに、私は今日、上長に訃報の電話をしなければいけないの??どうして??とても納得できなかったです。

その間、紋次郎も心配だった様で何度もお父さんのそばに行ったそうだが、レスキュー隊の人に怒られたそうで、いやいや、紋次郎もお父さんの様子がおかしいことをわかっていたようでした