ご贔屓にしている醤油がなくなってきたので、一年分を仕入れに千葉の富津へ行く。
ついでにつれあいから誘われていた、鋸山登山を敢行。
10時ごろ家を出て、錦糸町から首都高に乗る。
いきなり小松川あたりで工事渋滞にはまり、京葉道路から館山自動車道に入るまで、断続的な渋滞となる。
富津中央ICを降りるころには、昼近くとなっていた。
醤油を購入して国道127号線を館山方面へ。
上総湊の町を抜け、大きなカーブを上っていくと視界が開け、浦賀水道の向こうに思いの外近くに、神奈川県が迫って見える。
しばらくすると、海側にまぎれもない昭和の時代の平屋のドライブインが見えたので、昼食休憩とする。
時代に取り残されたような店だが、結構繁盛していた。
本日二つ目のミッションである鋸山に向かう。
今回は日本寺の方から登る予定で、浜金谷を過ぎて幅員の狭いロックシェッドとトンネルの連続区間を抜けて、鋸山観光道路に入る。
無料の駐車場に車を駐め、一人600円の拝観料を支払い頂上を目指す。
鋸山(正式には乾坤山)は、近郊の登山初心者におすすめの低山(標高約330m)であるが、よくよく考えてみれば、海辺から東京タワーのてっぺんまで登る距離だ。
上り始めると平坦な道がなく、ほとんど急な階段を上ることになる。
やっと頂上にでると、そこはロープワェイで上ってきたと思われる観光客が沢山いた。
しかし頂上からの眺望はすばらしい。
有名な「地獄のぞき」には行列ができていた。
そこから反対側に下り、構造を無視したような石切場跡の不思議な光景を楽しみ、鋸山の頂上を目指す。
しかし、ここでもまた急な階段に体力を奪われ、地球が丸く見える展望台で引き返すこととした。
帰りもまた急な上り下りで、やっと駐車場にたどりつく。
駐車場から近くにある道の駅により、びわソフトを食べ鋸南保田ICから帰路につく。
帰りはひどい渋滞に巻き込まれる。