もんぱの北海道たより

現在、北の大地在住。寒がりのうちなーんちゅ(沖縄県人)が、日常のあれこれ!!書いています。

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2011-07-31 13:19:26 | 本ネタ

古道具屋皆塵堂(かいじんどう)

輪渡颯介(わたりそうすけ)著

主人公太一郎は、銀杏屋という道具屋の長男坊。

跡取り息子のはずが、あちこち奉公に出され、終いには弟が跡継ぎに。

このまま、家には戻らず暮らしていくかと思われたが

弟が病に倒れ還らぬ人となり、弟のたっての頼みで太一郎が店を継ぐことに。

店を任される事になったが、自分の店に入る前に

ある道具屋で修行することになった。

太一郎は、曰く付きの道具が満載の場所には行きたくないのだが

それには理由が…

太一郎は人様に見えないものが見えてしまうのだ。

見えるようになった理由と父親が太一郎を疎む理由

物語最後にわかったような気がします。

輪渡さん、気に入った別の作品も読んでみよう。