古道具屋皆塵堂(かいじんどう)
輪渡颯介(わたりそうすけ)著
主人公太一郎は、銀杏屋という道具屋の長男坊。
跡取り息子のはずが、あちこち奉公に出され、終いには弟が跡継ぎに。
このまま、家には戻らず暮らしていくかと思われたが
弟が病に倒れ還らぬ人となり、弟のたっての頼みで太一郎が店を継ぐことに。
店を任される事になったが、自分の店に入る前に
ある道具屋で修行することになった。
太一郎は、曰く付きの道具が満載の場所には行きたくないのだが
それには理由が…
太一郎は人様に見えないものが

見えるようになった理由と父親が太一郎を疎む理由
物語最後にわかったような気がします。
輪渡さん、気に入った
