第21回「開運の馬」(5月28日放送) ●公式サイト
「2006限定~今週の一豊さん」は毎月曜日に更新予定。週末に予定が入った場合は遅れることもあります。 |
今回が「功名が辻」のメイン・エピソード、名馬購入編。
信長の安土城下には人々が住み、商いが行われ、いつしか活気のある町に。そこ
に馬市が立ち、武将たちも競って駆けつける・・・。一豊&千代と、信長&お濃
の2組の夫婦の話をからめた展開でした。
今週の殿は、殿ファンには永久保存版なので、そこを重点的に。
■馬ではない。竜のごとき。
夫婦ふたりでブラブラと散歩する光景なんて初めて。いい感じと思ってたら、馬
市へと続くフリだったのですね。
その馬が現れた時、うぉ~!!という歓声が。
竜のような馬。それは例えば、車の見本市会場で予算内の車を見ているときに、
急にポルシェが現れたようなものかな。
殿、目が吸い寄せられたまま。全然その馬から目を離さないっ。
織田家の家臣ならおのずと値がわかるはずじゃ・・・なんて商売がうまい馬商人。
一豊に向かって「あなたに値をつけて頂く」ですと。アホラシーと立ち去る一氏。
一豊、やや考えてつけた値が「黄金十両」。今の金額では100万円位に換算でき
るらしいけど、感覚的にはたぶん、馬にしては法外な値段だったんですね。
でも、あとで買うとわかってたら、もっと安くしとけばよかったね。殿。
■打ち出の小槌
妻の打ち出の小槌、黄金十両に、ナント怒ってしまった殿。
一豊が千代に怒る場面、久々に見た気がする。特に「なんじゃ、その得意げな顔
は」と「かるう見ておるのではないかー!」のとこ、コワ素敵♪♪
二人が結婚してもう13年。千代のことは全部わかっていると殿は思ってたようで。
だからこそ、自分の知らない妻が突然現れたみたいで怖かったんでしょうね。
「小賢しい女」「情がこわいおなご」「いつも高みにいてわしを見下しておる」。
そんな言い方されたら千代じゃなくでもショックだなあ。
「そちの心の中は幾つも分かれておって、入り口から見通すことができん」。夫
婦なのに、自分に隠し事をしていたことが心から無念そうな殿。
この乱世を共に戦いたい、と泣きながら話す妻に、こんどは謝る殿。
「あまり驚いたので取り違えてしまったのじゃ。」この転換の早さ(笑)。
くるくる変わる心情を反映した台詞全部と表情、もうメチャメチャ面白かった!
今から買ってくると屋敷を飛び出し、通行人をパッパかわしながら城下を駆け抜
ける一豊。その走りっぷり、その顔。まさに上川隆也らしさが爆裂してます。
馬商人に黄金10両を突き出す仕草がね~、ショーウインドーを毎日眺めては欲し
い思いをためにためて、今やっと念願のギターが手に入る音楽少年みたい(笑)。
馬に頬をぴたりくっつけるときの破顔っぷり、「♪」が20個ぐらいつきます。
今回もやっぱりこんな台詞が。「千代がそろえてくれた」(笑)。
■名を売る
馬の嘶きを聞きニヤニヤ顔の殿。を見てニヤニヤ顔の妻。を見てニヤニヤ顔の私。
そこへ一豊が名馬を購入したという噂を聞いた上様からお呼びが。
信長のほめ方、さすが天下人という視点でした。
まず馬をほめる。それを買った一豊をほめる。一豊に買わせた妻をほめる。
もしこれを買わなければ、織田家の家臣はふがいないと奥州の馬商人が諸国に言
いふらす。それは信長にとっては耐えられないこと。千代は信長の名も守った。
「千代は黄金十両で山内一豊の名を天下に売ったわ」と信長。
「千代は馬でわしの評判を買ったのか?」「はい!」
(↑ わかりやすい!)千代はきっと馬揃えのことも事前に知ってたんですね。
ここぞという時に勝負する千代の賢さ、心意気に、ただただ感心する一豊さん。
帝の前での馬揃えで、ひときわ名声を高めたという歴史上の伝説。大河だなあ!
■お濃
一豊が名馬を購入したという一番情報、お濃の感謝の気持ちだったのですね。
一豊&千代の夫婦とは恋愛結婚と政略結婚という違いがあるとはいえ、信長に
対して初心に返ることができたようで。
今週は千代に「ほぉ~」をいっぱい言ってるはずなんだけど。
代わりに、大きくなったよねちゃん。「ご無事でお戻りくださりませ!」
今後のメディア情報 次回の記事アップまで随時追記中。
TV
★気になる共演者・関係者出演番組
・スタジオパークからこんにちは NHK総合 5月29日(月) 13:05~14:00
ゲスト 松本明子さん
※「土曜スタジオパーク」は毎週要チェック。
雑誌・新聞
●「NHKステラ」6/9号(5月31日発売)
<功名が辻>坂東三津五郎さんにインタビュー。
●「NHKステラ」6/16号(6月7日発売)
<功名が辻>本能寺の変を特集。
●「NHKステラ」6/23号(6月14日発売)
<功名が辻>長谷川京子さんにインタビュー。
●「NHKステラ」7/7号(6月28日発売)
<功名が辻>武田鉄矢さんにインタビュー。
※「NHKステラ」には毎週、功名が辻の記事が掲載されています。その中の
ステラ「先物」情報もチェック。
※「TVガイド」「歴史読本(月刊)」でも毎号、功名が辻の記事を掲載。
2006限定~今週の一豊さん バックナンバー
いいのにあんなにまくしたてて。
でもそのあと千代さんの涙に
あたふたあたふた(苦笑)
その変わりっぷりに笑ってしま
いました。
ムンパリさんが書いておられた記事
内容にワタシと同じのがあって
嬉しかったデス。
当方URL
http://tb.plaza.rakuten.co.jp/bluestar1719/diary/200605280002/f1637/
永久保存版、としたいところなんですが。
いつもBSの方をDVDに録画するところ、昨夜は教育で三津五郎さんの『獅子を飼う』がやるので、DVDはそちらを優先して、大河は8時からの総合を入れました。そしたら・・地震のテロップ入り!
ああ、土曜日にもっかいトライ、です。
今週は記録しておきたい殿の台詞がいっぱいで、なかでも「千代がそろえてくれた」は「千代が言うた」に続く、私の中のヒット商品です(笑)。
で、永久保存版に限って、我が家も同じく地震のテロップ入り。BSデジタルは夕方のを録画したんですが、地上波アナログ保存版は私も来週の土曜日に再トライです。2つも保存してどーするんでしょう?わたし(笑)。
分かる~~(笑)!!コワ素敵・・ってまさにそんな感じでしたよねっ!名言です~~!あっぱれ!あっぱれ!
コワいんだけど、心の中で「きゃ~~♪」
その後オロオロされる殿に「きゃ~~♪」
今回ときめきすぎて疲れました・・・ははは・・・。
♪20個、ありがたき幸せ(笑)。コワ~くて素敵な一豊さん、ほんとにいいですよねー。「かるう見ておるのではないかー!」の低くて太い声、たまりませんっ。「そちの心の中は幾つも分かれておって」の声がひっくり返りそうなとこもいーなー。
ときめきすぎて疲れるようなシーン、またぜひぜひお願いしたいもんですね!