「オトク」という言葉が好きだ。この時期、JAF(日本自動車連盟)では水上高原スキーリゾートの優待が始まる。
大人のリフト1日券が2,880円、55歳以上のシニアは2,400円になるのである。
更に、アラウンド20キャンペーンに該当する娘は、リフト券が無料になる。これは「オトク」というしかない。
暖冬の今年、何故か3月になって大雪が降り、どこのスキー場もベストなコンディションだという。
水上高原は、ゲレンデの規模は大したことはないが、大雪が降ったらドパウダー、そうでない時はツリーランが楽しめる。
飽きたらランチにバイキングを食すれば、妻もきっと満足してくれるであろうという目論見である。
えっ、関越で事故渋滞かぁ?まぁ、これは想定の範囲内で仕方がない。
お次は、沼田からのチェーン規制で、赤城高原SAでタイヤチェックのための渋滞。通過に50分はちょっと痛い。
最後はなんと、スキー場の約2㎞手前でスタックしている車で渋滞。これは予想外だ。
前の車が動くのを待っていたら、自分の車も坂を登れなくなってしまった。
広いところまでバックして、その上チェーンを巻くのに苦労しておよそ1時間半のロスタイム。
現地到着は11時過ぎとなってしまった。まぁ、駐車場が満車にならなくて良かった。水上恐るべしである。
ダンダン畑からみなかみクワッドに乗り、すいすいファミリー、グランドコンコース、のんびりカタツムリでは足慣らしにもならない。
お気に入りは、第2ロマンスをヘビロテで、モンキーダンスと熊つっとすを攻めるパターンだ。
なるほど、確かに雪質はべらぼうにいい。場所によっては、40~50㎝の非圧雪が残っている。
「雪質がいいから、今日はバイキングはパスだね。」と娘が言い出した。すごい進歩である。
75分制のバイキングを堪能してたら、滑る時間がなくなってしまう。娘に言われた妻も文句が言えないようだ。
そこで、日帰りスキーセンターの無料休憩室で、30分制の持ち込み小宴会となった。
午後からは日も差して、青空も出てきたぞ。息子はもっと雪降って欲しいって言ってたけど。
ももんがは閉鎖してたけど、下から見る限りでは雪は十分だった。やっぱりコースバリエーションが欲しいなぁ。
でも、第1ロマンスで行く熊ぼっこすは、南斜面なのでバーンが固い。やっぱり第2ロマンスの方がいいや。
リフトのすぐ横に、野生のカモシカ(?)がいた。「置き物?」って聞いてる子供がいたけど、誰が置くんだ。
天気が良くて雪も良く、おまけにパウダーたっぷりなのに、どうも後傾気味でいまいち板に乗れない。
たぶん、チェーンを巻くのに時間がかかったところで、滑る気力が削がれちゃったんだろうな。
それでも4時までは滑ったんだけど。
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