もりんの日々是迷い人

もりん。50代主婦。
×あり。子あり。
良い職場と幸せを探し求める日々。

あの人が消えて、あいつも消えた。

2024-06-15 18:03:00 | 日記
あの人が亡くなってからの日常が目まぐるし過ぎる。

元夫が胆管癌で亡くなって。
離婚したとはいえ、20年以上一緒に暮らした相手であり、子供たちの父親でもあるので。
もちろん悲しくもあり、喪失感を感じずにはいられない。

お葬式や納骨もそれなりに忙しくはあったけれど。
その間。パートも何故か忙しかった。 

某スーパーの青果の仕事です。 

暑くなってきて、フルーツの担当が増えた。スイカ、メロンのカット。

私。元夫亡くして。
子供たちのこれからも考えなくちゃならなくて。
精神的なダメージ、結構あります。
そんな中で、次から次へと新しいことをやらされて。
覚えるだけでも精一杯。

逆に。おかげで?
仕事の間は、悲しいこと思い出さなくて済んではいたけれど。
もう全てが手一杯な感じで。

そんな中。
ひとりのパートが辞める事に。
あの、30代の若き『お局』。
ベテラン女です。

辞めるのは良いんです。 
嘘ついて勝手に私の印象操作したり、濡れ衣着せて来るような、酷い人でしたので。

でも。 
その人が辞める事で。
更にやることが増えました。 
それも、1人でやらなければならない事が。

元々、午前のパートは私含め3人で。 もう1人の年配先輩パートと私がペアで出勤で、ベテラン女が1人。が、基本シフトでしたが。
奴が辞めたことで、年配先輩パートと私は、交互の日程で入らなければならないのです。  
 
きっと辞めたベテラン女は、ザマーミロくらいに思っていることでしょう。
私、入ってまだ1年経ってないし。季節毎のやる変化もわからないし。
まだ教わってないことたくさんあるのに、1人でって。
出来るわけがない。

とはいえ。
あのベテラン女がいたとしても、ちゃんと教えてくれたわけではないだろうし。結局あの女はいなくて正解!と思う。
 
ベテラン女。
自分が辞める時、もしかしたら、引き留めてもらえるとでも思っていたかもしれない。

うちの主任は。
あの人が辞めると決まった時、他の社員さんに。
「あいつやっと辞めるよ」って言ったそう(笑)
あのベテランのせいで、新しい人がみんな辞めてしまって。
だから今も青果は人手不足なわけで。

あのベテランが辞めたことで、ある意味、良い希望は見えて来たのかもしれない。

今の私に、あのベテランと同じ仕事は出来ない。 
それは主任でも社員でもわかってるはず。
 
それでもあのベテランを引き留めなかったのだから、今の私が出来るとしたら『出来ることを頑張るしかない』。

私。 まだ元夫の死から、立ち直ってないです。
1人になれば、なんであの人は死んでしまったの?私のせい?みたいに。
自分を責める気持ちにもなるし。
昔の。子供たちが小さかった頃の思い出や、旅行の思い出が脳裏に浮かぶと、それがまた悲しい。

なのに。
次から次へと新しい仕事。
覚えなきゃ!やらなきゃ!って。
気持ちの休まる暇がない。
心も体も、休まる気がしない。


ちょっと違う考え方もしてみた。
亡くなったあの人が、私のためにあの女を消してくれた…のかもしれないと。
きっと希望はある。
頑張らなきゃ。です。