岡山県議会議員 森脇ひさき

2023年の岡山県議選で5期目当選させていただきました。
「命と暮らし、環境が最優先」の県政へがんばります。

既存の商店街にも、もっと政治の光を

2006-11-23 | 農林漁業、商業振興のとりくみ
 JR岡山駅には新しく東西連絡通路と駅2階のサンステーションテラス(さんすて)が完成しました。ファッション、スイーツ、各種飲食店、フードマーケットなど岡山初のお店が多数出店、連日にぎわっています。
 岡山の玄関口が大いに賑わうことはいいことですが、さて古くからの商店街はどうでしょうか。岡山駅西口の奉還町商店街と東口の駅前商店街のお店を訪ね、お話をうかがいました。商店街として、大型店などにはない魅力あるとりくみをすすめようと一生懸命努力をされていますが、客が減ってしまっている状況が続いています。高齢化と後継者がないこと(収益があがらないため、継ぎたくても継げない)も深刻です。さらに駅前商店街では、岡山開館と3番街が閉鎖された影響もでています。
 商店街は、住民生活に必要な利便を提供し、地域の「まつり」や伝統・文化、青少年の教育、防犯・安全、防災への貢献など、「地域コミュニティの核」として地域社会を支える大事な役割を果たしておられます。また、商店街の収益はその地域内の産業と雇用に還元され(大型店などの収益は地域外の本部に流れてしまう)、循環して地域社会を潤します。このような商店街の多面的な機能、値打ちは地域社会と住民生活にとってなくてはならない、いわば「地域共有の財産」です。
 私は、商店街が「地域の共有財産」にふさわしく、その値打ちを発揮するために、既存の商店街も新しい商店街も、ともにそれぞれの役割が果たせるよう、住民参加で総合的な「まちづくり」計画にしなければならないと考えます。そのために必要な予算も充分確保するべきです。

             <写真は奉還町商店街にて、右から藤沢岡山市議、林さん、私>
 


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2 コメント

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Unknown (岡本)
2006-11-27 21:35:16

倉敷市でもイオン倉敷が出来てその影響で倉敷駅前の商店街などでは廃業した店が沢山あります

このような現象は岡山でもあります岡山駅が新しくなり駅上にショップが出来て、以前からの地下のショッピング街の1番街では人通りが以前の半数以下になったとききました。そのうち1番街の店でも採算が取れなくなり店を閉めるところも出て来るのでないでしょうか?

一部の店が儲かれば良いと言うのではなく、

共存共栄をしない限り岡山、倉敷の商店街は繁栄どころか今以上に廃業に追い込まれる店がもっと増えて商店街が廃れて行くのではないでしょうか、私はそう感じてなりません。

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同感です (moriwaki-h)
2006-11-27 23:43:55
岡本さま
 コメントありがとうございます。
 私も同感です。
 いまの政治、どの分野でも「強きを助け、弱きをくじく」になっていると思います。まさに逆立ちです。これを正したいというのが私の強い思いです。
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