岡山県議会議員 森脇ひさき

2023年の岡山県議選で5期目当選させていただきました。
「命と暮らし、環境が最優先」の県政へがんばります。

いじめ、食の安全・食育  文教委員会で議論

2006-11-22 | 県政に関する活動
①食の安全・安心、食育
 食品の安全性・信頼性の確保、食育の推進に関する基本理念、県の施策の基本的事項を定める「食の安全・安心の確保及び食育の推進に関する条例」(案)が、12月定例県議会に提出されます。
 教育関係者等の責務として、「食の安全安心の確保および食育の推進」が謳われ、専門的な知識を有する人材(栄養教諭)の育成と活用、地域の特色を生かした食育の推進、家庭での食育の推進、学校給食の地産地消の推進と食に関する体験学習の実施などが、明記されます。
 問題はどのように具体化し、実行あるものにしていくか、農家にとっても生産意欲に結びつくものにしていかなければならないと思っています。今日の委員会では、学校給食への地元食材の利用を求める声は強かったにもかかわらず、なかなか進まなかった原因はどこにあると考えているのか、それをどのように解消し地産地消に結びつけていこうとしているのかについて質問しました。
 とりくみが進まなかった原因として、まとまった食材の確保が難しかったこと、入札によって仕入れているため地元産は高くついて購入しにくかったこと、時期時期の生産物の情報収集が困難であったことなどをあげ、今後は農業団体等とも推進委員会を組織し情報を密にする、地元食材利用割合の目標ももってとりくんでいるとの報告がありました。私は、献立についても食材にあわせて改良する努力や、食育という観点から必要な予算を確保することなどを要望しました。

②いじめ問題--「あなたを守りたい--緊急アピール」を発表
 県教育委員会は、教育長、小・中・高・盲・聾・養護各校長会長名で児童・生徒あてのアピールを出しました。
 いじめ問題を解決するとりくみの第一歩にしようという点は評価したいと思っています。各議員から様々な意見が出されましたが、私は、この機会に学校全体のいじめに対する考え方の意識改革をする必要があるということ--些細なことも見逃さないアンテナをもつこと、校長はじめ管理職の姿勢が大きく影響し各担任等が気軽に相談しあえるシステムにすることなど--、テレビの番組で「いじめ」に近いやり方で笑いをとったり、社会全体が人間を大切にしない状況もみられる。教育界として社会へのアピールも必要ではないか、など意見を述べました。

 いじめについては別途、議論の場がもたれる予定です。ご意見をおよせください。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 住民の声なき道州制議論でい... | トップ | 既存の商店街にも、もっと政... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

県政に関する活動」カテゴリの最新記事