上千本から大名行列が出発する竹林院へ向かいました。10時出発でしたので少し遅れ着いたときはかろうじて行列の最後の駕籠の所だけを見ることが出来ただけでした。駕籠の中には金峯山寺の管長が乗られているようでした。そこから行列は上千本へ上ってこられる人をぬって行列が行きましたが、なかなか進めないようでした。たいへんな人並みでした。
竹林院へ入りましたが、桜もほぼ終わりの時期でした。枝垂れ桜や庭園ももう少し早い時期だとよかったのでしょう。一目千本と言われます桜を展望できます吉水神社にもよりました。上の山並み一面に広がる桜を見ることが出来ました。
蔵王堂まで下りそこで行事が行われそうな場所でしばらく待っていますと、採灯大護摩供という行事が始まりました。たくさんの行者さんが法螺貝を吹きながら厳かに護摩壇のエリアに入ってこられました。四方へ弓を放ったりした後、護摩壇に火をつけそこに護摩木を燃やしていく修験道の儀式のようでした。
取り囲むたくさんの行者さん達が短い錫杖のようなものを振り鳴らしお経を唱えられるなか点火され白い煙が先ず立ち上りまた火が燃えさかっていく迫力はかなりのものでした。音のテンポが少しずつ速くなっていったのか、盛り上がっていくのがわかりました。
最後の写真のクリックでそのビデオが見られ、音が聞けると思います。YouTubeです。他の写真のクリックでは、拡大画像が見られます。