奈良県東部室生村、室生寺の近く「芸術の森」に行ってきました。
近くの室生ダムにも行きましたが道がわかりにくく取りやめました。
室生村に1930年12月に生まれた著名な彫刻家が発想していた風景彫刻を
奇しくも同じ日に生まれたイスラエルの世界的な彫刻家がその遺志をついで
「太陽の道」(大和盆地に一直線上に有名な古墳や社寺がならんでいると
いう北緯34度32分を指すようです)というコンセプトで造られたというものです。
周りの緑の木々とまた違った造形物との調和がすばらしいと思いました。
いくつかのポイントとなる造形物はあとから説明を読むとよくわかりました。
太陽の道や南中が造形物に組み込まれています。
水辺の景色もうまく取り込まれています。
秋の色づいた頃はまた違った風景になるのではと思います。
地滑り対策の事業がこのような芸術作品に生まれ変わるとは、本当に
優れた芸術家の才能は言うまでもなく素晴らしいです。
鹿の害などで一部実現されていない場所もあるようですが、いつか
それも見られるようになる気もしますので、もう一度行ってみたい。
詳しくはこちらのHPで。