何故死んでしまったの…祥一郎の生きた証

私は2015年12月28日、20数年共に暮らした伴侶である祥一郎を突然喪いました。このブログは彼の生きた証です。

最後の笑顔………

2016年02月26日 | 日記
祥一郎が最後に「美味しかった。」って言ってくれた鍋焼きうどん……


俺ひとり喰ってたら、「いいな……」て言うから、「わかったよ、作ってあげる。」
と、作ってやった。まだ元気だったころ。
「ああ、美味しかった………」って。
あれが最後のお前の「美味しかった。」だった…………

祥一郎………もう私の作ったものは食べてくれないんだね……


図書館で勉強しようと思ったら、月曜日で休館日。しょぼしょぼ帰ってきたら、祥一郎が「休みやったやろ。笑」と。
あれが最後に見た祥一郎の笑顔だった………




祥一郎………

祥一郎……私たちに何の咎があるの………

2016年02月26日 | 日記
祥一郎‥‥君のあの悲鳴と叫び声、あの死の恐怖と苦しさに苦悶した表情。

どれも弱まるどころかますます私を引きずり込む。

あんな目に祥一郎はなんで遭わなければならなかったの?
なにがいけなかったの?


酷すぎるよね‥


ひっそりと地を這うように、誰にも迷惑かけずに、二人きりで、冷たい世間をかいくぐってきたたけなのに‥
なんであんな目に遭わなければならなかったの。
なんで祥一郎と私なの。


極貧ながらも、二人で爪を燃やすように生きてきただけなのに。
仕事が無くなれば、吹いたらすぐ倒れるような生活だったけど、それでも助け合ってなんとかやり過ごしていただけなのに。


何故?どうして?
神や運命という概念が本当にあるのなら、私はそれを呪います‥‥

祥一郎の痕跡

2016年02月26日 | 日記
冷蔵庫を整理しようとしたら、去年祥一郎が食べかけてたかぼちゃの煮物……
悲しい 
寂しい
辛い……………


あの子がラップをかけてそのままにしてあった……
まだまだあの子の居た痕跡が目につく場所にある
もう処分しようと思うけど、でも、でもあの子の匂いを全く失うことが怖い…


布団、靴、使いかけの化粧品、小物、携帯電話、最後に買い物に行った時に祥一郎が買ったコーラやコーヒー…そして毎日抱いて寝ているあの子の肌着……


こんなにもあっけなくあの子は逝ってしまった…

そして残された者は…あの子の痕跡に苛まれながら、この世を生きて行く


誰か……誰か私の記憶を消してください…あの子と暮らした年月の記憶を消してください

この先何ヶ月、いやひょっとしたら何年もこの苦しみを抱いて生きるのは、あまりにも残酷です。


配偶者を喪った悲しみは、あらゆる哀しみの中で最も大きいという
言うまい、言うまい、言っちゃお終いだと思うけど…………
このまま生きて行くのは辛すぎる…………


食べかけのかぼちゃの煮物……祥一郎、もう食べないのかい?
お弁当ふたつ買ってきたよ……
マックのハンバーグ食べる?なにがいい?
今ドラッグストアに居るけど、なにか買っていくものある?
台所のホワイトボード見てくれる?
明日燃えるゴミの日だったかな?
お風呂もう入った?
明日の休み、夜は何にする?
もう、アンタはだらしないんだから
ちゃんと掃除しなさい
はい、今月の電話代
光熱費は節約してね


痛みどめ買ってきたよ……
調子悪いんだから、早く寝なよ
眠れないの?痛いの?明日やっぱり病院行こうね。福祉課にも相談におっちゃんが行ってくるね


なに?手を握って欲しいの?どうしたの?さすがに弱気になった?泣いてるの?
大丈夫、なんとかなる。明日とにかく病院に行こうね



祥一郎、祥一郎、どこに行ったの?あした病院だよ
戻っておいで  帰ってきてお風呂入って早く寝な
祥一郎…………

祥一郎……またあの時刻だよ……

2016年02月26日 | 日記
祥一郎、またこの時刻がやってきたよ。


怖いよ…お前が逝ってしまった時刻…


祥一郎…御飯が食べれないよ。

眠れないよ


身体が鉛のようだよ


頭の中に重い石があるようだよ


叫び泣いて、胸をえぐりながら慟哭して、どうにかなってしまいたいよ


もう帰って来ても、電気はついていないんだね
もう帰って来ても、布団は干してないんだね
もう帰って来てもお風呂は空のままなんだよね
御飯も炊いてくれてないんだね
ゴミもそのままなんだね



なにより、なによりももうお前の肌の温もりを、息づかいを、気配を、声を感じる事は出来ないんだね…


一緒に歩いた道を歩くのが、とてもとても苦しくせつないよ

お前のよく居た公園を通るのが辛いよ

煙草を買っていた自販機の前を通るのが辛いよ

お前の居た痕跡が、まだまだ部屋に残っているよ。
捨てることさえできないよ
身動きができないよ




祥一郎…祥一郎…祥一郎…



まだあっちに行ってないなら、連れてっておくれ…
連れてっておくれよ、お願いだよ、お願いだよ、



こんなの嫌だよ……
お前が居ないこの世なんて…………

祥一郎の血のぬくもり

2016年02月26日 | 日記
祥一郎、祥一郎、祥一郎‥‥
祥一郎、祥一郎‥


お前の吐いた血の温もりがまだ私の足に残っているよ。


お前の無念の顔が24時間離れないよ。


何日か前に「手を握って。」と珍しく言ったことが忘れられないよ。
助けを求めて居たんだね。もっと早く首に縄をつけて病院に連れて行くべきだったんだね。
私が悪いんだ私が。



ごめんね、ごめんね、ごめんね、ごめんね‥



貴方が居なくなって私は罰を受ける。慟哭の苦しみを受ける。
寂しい、つらい、悲しいなんて言葉がチンケなほど、地獄の責め苦を受けるんだね。



そうだ、それでいい。
お前を救えなかった私には、それが相応しい。



祥一郎、祥一郎、祥一郎、祥一郎、祥一郎、祥一郎‥‥
その上で私は、来世にはお前を何としても見つけるよ。何としても‼





そしてお前と今度こそ最高の生活を送るんだ。
嗚呼嗚呼!祥一郎、祥一郎、祥一郎、祥一郎、祥一郎‥‥‥‥‥