何故死んでしまったの…祥一郎の生きた証

私は2015年12月28日、20数年共に暮らした伴侶である祥一郎を突然喪いました。このブログは彼の生きた証です。

助けられなくてごめんね・・・・・・・祥一郎

2016年02月29日 | 死別体験
祥一郎………

昨夜はお前の京都のメル友と長々とお話ししたよ。

お前の残した香水を送って、形見分けをした人だよ。とても喜んでくれていた。

お前だと思って大事にしてくれるって。


お前とは逢ったことが無いけれど、長いお付き合いだったみたいだね。お前の携帯やフリーメールにやり取りが沢山残っていた。


その人はね、お前も知っているように霊感が有るらしくて、祥一郎、お前はおっちゃんの傍に居て、心配しているって。おっちゃんが泣いている姿を見て心配そうな顔をしているのが見えるって。

そしてその人とのお話しの内容によっては、笑っている姿が見えるって。

その話を聞いて、おっちゃんは嬉しかったよ。

本当に傍にいてくれているって信じることにするんだ。


願わくば、おっちゃんにもお前の存在が感じられるように少しばかりの霊感があればいいのにと、こんなに強く思う事は無いよ。

霊感の無いおっちゃんの為に、わかりやすい相図を送って欲しいよ、祥一郎。


祥一郎………今朝もこの日記を書きながら泣いてしまったよ。

ひょっとしたら涙が溢れる時は、お前がなにか話しかけてくれてるのかな。肩に手をおいてくれてるのかな。

そうであればいいのに。


ああ、お前に最後に触れた手の感触が蘇ってくるよ。

冷たくなったお前の頬や手足………少し見開いた眼……少し胸毛の生えた胸………

そして、火葬する前のお前のとても冷たくなった顔………

お前の肉体をもう一度抱きしめたい………もっとあの時強く強く抱きしめれば良かった。


もうお前に触れることはできない。


もっともっともっと残念なのはあの時、心細そうな声で

「おっちゃん……手、握って………」

といったときに、お前の手も身体も強く強く強く強く抱きしめて、

「大丈夫だよ、大丈夫。おっちゃんがなんとかするから、何があってもお前を助けるから。心配するんじゃない。おっちゃんの力の限りお前を守るから。泣くんじゃない、泣くんじゃないよ。お前にはおっちゃんがついてるんだから。」

ってなんで言ってやれなかったのか。


ああ、あの時…………


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