電池を処分するときに、その種類に応じて分別する必要があります。本記事では、秋田市が定める電池の分別方法を紹介いたします。秋田市外にお住まいの方は、その自治体が定める分別方法に従ってください。
1.コイン電池,ボタン電池
コイン電池とボタン電池の比較
左側はコイン電池です。直径は1円玉と同じくらいで薄いです。+極側に、型式記号「CR」「BR」のいずれかの文字が記載されています。
コイン電池は、家庭ごみとしてごみ集積所に出してください。処分する際は、ショートによる発火を防止するために、セロハンテープで両極を覆ってください。
右側はボタン電池です。直径はワイシャツのボタンと同じくらいで厚いです。+極側に、型式記号「SR」「PR」「LR」のいずれかの文字が記載されています。
ボタン電池は、ごみ集積所に出すことはできません。ボタン電池回収協力店にお持ちください。ボタン電池回収協力店は、一般社団法人電池工業会ホームページの「ボタン電池回収協力店の検索」にて確認することができます。
ボタン電池回収協力店の検索:http://www.botankaishu.jp/srch/srch10.php
秋田市内の主な協力店
- イオンスタイル御所野
- DCM 広面北店
- DCM 広面店
- DCM 茨島店
- ケーズデンキ 秋田中央店
- ケーズデンキ 秋田東店
- コジマ×ビックカメラ 卸団地店
- コメリパワー 秋田卸町店
- コメリPRO 泉店
- コメリハード&グリーン 秋田飯島店
- コメリハード&グリーン 雄和店
- コメリハード&グリーン 河辺和田店
- サンデー 秋田八橋店
- サンデー 秋田御野場店
- サンデー 秋田自衛隊通店
- サンドラッグ 新国道店
- サンドラッグ 土崎自衛隊通店
- ダイユーエイト 秋田寺内店
- ヤマダデンキ テックランド秋田本店
- ヤマダデンキ YAMADA web.com 秋田御所野店
- 弐萬圓堂 外旭川店
- 弐萬圓堂 広面店
- 弐萬圓堂 御野場店
- 弐萬圓堂 山王店
ボタン電池を処分する際は、ショートによる発火を防止するために、セロハンテープなどで両極を覆ってください。
水銀には毒性があり、「水銀による環境の汚染の防止に関する法律」による規制の対象となっています。日本の電池業界は、1992年に乾電池の無水銀化、1995年に水銀電池の製造・販売中止など、水銀利用の削減に努めてきました。ボタン電池は、性能面・品質面の理由から、現時点でもごく微量の水銀が使用されているものがあります。一般社団法人電池工業会では、使用済みのボタン電池の回収とその適正処理を行っています。
2.小型充電式電池(二次電池)
小型充電式電池(ニカド電池やモバイルバッテリーなど)は、ごみ集積所に出すことはできません。以下の①②をどちらも満たす小型充電式電池は、協力店・協力自治体にお持ちして処分することができます。
① リサイクルマークがついているもの
小型充電式電池に、以下のいずれかのリサイクルマークがついているものが回収対象となります。ご確認ください。
Ni-Cd:ニカド電池
Ni-MH:ニッケル水素電池
Li-ion:リチウムイオン電池
② JBRC会員企業製であるもの
2001年に施行された「資源の有効な利用の促進に関する法律」に基づき、小型充電式電池メーカーや機器メーカー,輸入事業者などに、小型充電式電池の回収,再資源化が義務づけられました。一般社団法人JBRCは、これらのメーカーなどをJBRC会員として、会員の小型充電式電池のリサイクル活動を共同で行っています。
小型充電式電池や、これを内蔵している製品が、JBRC会員企業製であるものが回収対象となります。
会員企業一覧:
https://www.jbrc-sys.com/brsp/a2A/itiran.G04
小型充電式電池の回収協力店・協力自治体は、一般社団法人JBRCホームページの「協力店・協力自治体の検索」にて確認することができます。
協力店・協力自治体の検索:
https://www.jbrc-sys.com/brsp/a2A/itiran.G01
秋田市内の主な協力店
- DCM 広面北店
- DCM 広面店
- DCM 茨島店
- 秋田大学生協 手形店
- 秋田大学生協 本道店
- イオンスタイル御所野
- イオン土崎港店
- イオン秋田中央店
- ケーズデンキ 秋田中央店
- ケーズデンキ 秋田東店
- コジマ×ビックカメラ 卸団地店
- サンデー 秋田八橋店
- サンデー 秋田御野場店
- サンデー 秋田自衛隊通店
- ヤマダデンキ テックランド秋田本店
- ヤマダデンキ YAMADA web.com 秋田御所野店
小型充電式電池を処分する際は、ショートによる発火を防止するために、セロハンテープなどで両極を覆ってください。回収対象外となる小型充電式電池を処分する際は、当該メーカーまたはお住まいの自治体にご相談ください。
日常生活のあらゆるところで小型充電式電池が利用されています。その材料としてニッケルやカドミウム,コバルトなどの希少な金属も使われており、リサイクルすることで資源の再利用を図ることができます。
小型充電式電池は、衝撃が加わると発火する場合があります。小型充電式電池が一般ごみに混入すると、ゴミ収集車や処理施設の中で発火してしまうことがあり、火災を招いた事例も発生しています。(
リチウムイオン電池等の発火物が原因になる発煙・発火トラブル)事故を防止するためにも、適切に処分する必要があります。
3.筒形乾電池(充電式電池を除く)
筒型乾電池は、単○形の円筒形電池,9Vの角形電池などがあります。透明の小袋に入れてから、空き缶の入った「資源化物用指定ごみ袋」に入れて、資源化物ごみとしてごみ集積所に出してください。
資源の有効活用,事故の防止などの観点から、電池の分別を適切に行っていきたいです。
出典
秋田市 小型充電式電池・ボタン型電池は回収協力店へ
秋田市 資源化物(使用済み乾電池)の出し方
一般社団法人 電池工業会 http://www.botankaishu.jp/m/top.php
一般社団法人 JBRC
公益財団法人 日本容器包装リサイクル協会