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東北絆まつり2022秋田

2022-05-29 23:55:00 | 日記
5月28日(土),29日(日)に、秋田市にて「東北絆まつり」が行われました。



東日本大震災の鎮魂と復興を願い、東北6県の「青森ねぶた祭」「秋田竿燈まつり」「盛岡さんさ踊り」「山形花笠まつり」「仙台七夕まつり」「福島わらじまつり」の祭りが集結した「東北六魂祭」が2011年から始まりました。毎年、東北6県の各県庁所在地にて持ち回りで開祭され、6年かけて6市を一巡しましたが、さらなる復興とその先の未来に向けて歩み出すために、「東北絆まつり」として生まれ変わりました。
2017年から、2巡目となる東北絆まつりが開祭されましたが、2020年は新型コロナウイルスの影響により延期、2021年はパレードを行わずに祭の道具や衣装などを展示する縮小開祭となりました。今年の秋田開祭は、公道上ではなく八橋運動競技場内になったものの、3年ぶりにパレードが行われました。

会場マップ


ステージタイムテーブル


会場へのアクセスが容易になるように、無料シャトルバスが運行されました。


こちらはメイン会場です。パレード観覧席(八橋陸上競技場)には、事前応募した方しか入場できませんでしたが、入場できなかった方は、こちらの大型ビジョンでパレードの様子を見ることができました。


屋台も多数ありました。


展示会場には、東北各地の祭の道具が展示されました。

秋田竿燈まつり


青森ねぶた祭


仙台七夕まつり


福島わらじまつり


また、秋田県内の行事も紹介されました。

土崎神明社祭の曳山行事


角館祭りのやま行事


花輪祭の屋台行事


これらの3行事は、平成28年12月1日に、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。

綴子の大太鼓
世界一の大太鼓としても知られ、平成元年にギネスブックに認定されたものもあります。


昨日は、航空自衛隊ブルーインパルスの曲技飛行が披露されました。このときは自宅におりましたが、自宅からも機体が見えました。

本日の15時に閉祭式が行われました。6市の市長挨拶では「震災やコロナ禍からの復興を果たし、元気を取り戻す。」「夏になると各地で夏祭りが行われるため、是非とも足を運んでほしい。」といった未来に向けて希望を持てるメッセージが印象的でした。来年の青森開催の引き継ぎも行われました。


祭が行われると元気な気持ちになり、6祭が一斉開祭されると、より大きな活気が生まれると思います。会場は、皆さんの笑顔に包まれました。
また、コロナ禍により行動が規制される状況下でありましたが、少しずつ元の状態に戻りつつあるように感じられました。竿灯まつりなどが行われる頃は、より平穏な状態になってほしいと願っております。


出典
東北絆まつり
秋田市 ユネスコ無形文化遺産「土崎神明社祭の曳山行事」について
美の国あきたネット 「山・鉾・屋台行事」のユネスコ無形文化遺産登録が決定しました
北秋田市 大太鼓の館

ミニ四駆のモーター

2022-05-22 13:10:00 | 日記

1段目:左から順に
 トルクチューンモーター
 アトミックチューンモーター
 レブチューンモーター
2段目:左から順に
 タッチダッシュモーター
 ハイパーダッシュ2モーター
3段目:左から順に
 ジェットダッシュモーター
 プラズマダッシュモーター
 ウルトラダッシュモーター
4段目
 フルメタルブルー

自宅の押し入れに、約20年前に購入したミニ四駆のモーターを見つけましたので、紹介致します。

先の画像のように、ミニ四駆のモーターにはいくつか種類があり、最高速度重視のもの、パワー重視のもの、公式大会では使用できないものなど、その性質は様々です。ミニ四駆やその関連パーツは、タミヤ社製品が主流です。ミニ四駆の心臓部に当たるモーターも例外ではありませんが、「社外モーター」などとも呼ばれるタミヤ社外製モーターもあります。

モーターの軸が1分間に回転する回数は「rpm」(「revolutions per minute」または「rotations per minute」の略)という単位で表記されます。この値が大きいモーターを動力としたミニ四駆は、最高速度が速くなり、平坦な直線の伸びが鋭くなります。

ミニ四駆のモーター 適正負荷時の回転数
モーターの名称 回転数(単位:rpm)
トルクチューンモーター 12,000
アトミックチューンモーター 13,700
レブチューンモーター 14,300
タッチダッシュモーター 11,200
ハイパーダッシュ2モーター 17,200
ジェットダッシュモーター 23,000
プラズマダッシュモーター 25,000
ウルトラダッシュモーター 24,000
フルメタルブルー (※1) 56,000

回転数の値は、モーターのパッケージや製品ホームページより引用。
(※1) 適正負荷時の回転数であるのか、無負荷時回転数であるのかは不明。


ミニ四駆が上り坂やコーナーを走行するとき、コース形状の影響を受けるため、平坦な直線と比べて走行速度が遅くなります。なるべく速度を維持するためにはパワーが必要になりますが、適切なモーターを選ぶ際には、そのパワーの度合いを示す「負荷トルク」の大きさが重要になります。

トルクとは、固定された回転軸を中心にはたらく力のモーメントのことです。力の大きさと、回転軸からの力の距離の積で表され、この値が大きくなるほど、物体を回転させる作用が大きくなります。力の距離とは、対象物(下の図では回転軸)から力の作用線に引いた垂線の距離を指します。



トルクの式:T=Fr
 T:トルクの大きさ
 F:力の大きさ
 r:力の距離

力の距離が一定であるとき、力の大きさが大きくなるほど、トルクの大きさもこれに比例して大きくなります。下の図では、(a)の方がトルクが大きくなります。


また、力の大きさが一定であるとき、力の距離が大きくなるほど、トルクの大きさもこれに比例して大きくなります。下の図では、(a)の方がトルクが大きくなります。「てこの原理」により、小さな力でも、大きなトルクを生み出すことができます。


下の図のように、モーターの軸に滑車の中心を取り付けて、モーターの動力により滑車を回転させておもりを引き上げることを考えるとします。

おもりには重力がはたらいているため、滑車にはおもりの重力によるトルク(図では、滑車を反時計回りに回そうとする作用)が発生します。モーターは、このトルクに逆らっておもりを引き上げる(図では、滑車を時計回りに回す)必要がありますが、このようなモーターの動作に必要な動力のことを負荷トルクといいます。ミニ四駆において、負荷トルクが大きいモーターは、上り坂やカーブでもパワーの低下が少なく、加速力に優れています。

ミニ四駆のコースは、直線が多いものやコーナーが多いものなど様々で、それに応じて適性のあるモーターが異なります。ある1つのコースを走行させるときに、人によって選ぶモーターが違うこともあると思います。好きなモーターやパーツを組み合わせて、オリジナルのマシンを作れるのもミニ四駆の魅力だと思います。


出典
株式会社タミヤ ミニ四駆 マシンセッティングガイド
オリエンタルモーター株式会社 負荷トルクって何ですか?