令和2年は2月にバス会社に就職してから、大型二種免許以外で3つの資格を取得しました。
きっかけは、当時勤めていたバス会社の統括運行管理者の方から、「若いんだから運行管理者の資格も取れよ!」と、勧められたことでした。
特に仕事以外にすることのない毎日を過ごしていた時期でしたので、2つ返事で承諾して勉強しました。
試験自体はさほど難しくもなく、基本書をさらっと読んだあと過去問7年分のを3回繰り返し、無事合格できました。
運行管理者の資格を取得後、運転手兼で週1~2回土日祝の点呼番および事務所の雑務を行いました。
その後、運行管理者と同じ要領で、第一種衛生管理者も取得しました。
ただ、運行管理者の仕事は観光バス、特定バスの営業職も兼務しないと給与が少ないです。
そのため、少しでも給与額を増やしたいと思い、ドライバーに特化することを会社にお願いしました。
会社側は、ゆくゆくは運行管理者に特化してほしいと考えていたことと、丁度タクシー会社で運行管理者を経験していた方が私と代わり運行管理者に特化してくれるとのことで、次のような提案がされました。
ドライバーに特化するのはいいが、その間、国内旅行業務取扱管理者の資格の勉強をして、ゆくゆくはメインの営業職兼の運行管理者として働いてほしいとのことでした。
営業職兼ではあるものの、運行管理者でドライバーと同じ給与水準は魅力に感じ快諾して、勉強を開始しました。
勿論この間、運行管理者のサポートはちょいちょい行っていました。
ただこの資格、運行管理者や衛生管理者と違い、ひたすら愚直に基本書と過去問で受かる試験ではありませんでした。
特に国内観光実務については、自分でノートに白地図を作ったり、観光名産やご当地文学など暗記ノートを作るなど、若干の工夫が必要でした。
国内旅行業務取扱管理者は、無事1回で合格できましたが、その時にはこの会社には居らず、新しい大手バス会社に就職後1ヶ月後でした。
あのまま前の会社にいたら、今ごろは営業職兼の運行管理者になっていたと思います。
しかし、田舎の小規模な会社のため少し気になることもあり、この転職に後悔していません。
唯一の後悔は、結構規則も緩く気楽に働ける環境を失ったことです。
但し、今の会社が規則に厳しい訳も多少の運行管理者の経験から分かるような気がしますので、これでよかったと思います。
そんなこんなで、運命の巡り合わせから整備系の資格を除いたバス会社で重要な3つの資格を取得することができました。
基本的に、今後バス会社に勤務するにあたっては、この資格で不足はないと、自分自身考えています。
ただ、この3つの資格は、バス会社に就職したご祝儀として、天から与えられたように自分は感じています。
なぜなら、資格取得にあたって、様々なことが比較的スムーズにいったからです。
今まで障害まみれの人生からすると、雲泥の差を感じるほどです。
今後のバス会社人生をしっかりやらないと、バチがあたりそうです。
さて、上記の資格は、今とこれからに必要なものです。
私の場合、24歳から44歳までの間人生を漂流した経験があります。
この20年間という期間を、修正する方法として自分自身考えると、やはり資格取得が一番現実的に感じます。
今度は、人から促されるのではなく、能動的に資格取得を考えてもいいかと思いました。