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小学校時代の授業で今でも覚えているものがひとつある。
何年生のときだったか忘れたが、授業参観で算数の授業だった。
正方形を、対角線で半分にした三角形と、1辺の中央で垂直に半分にした長方形のの二つが配られた。
そして、「どちらが大きいか」というのが先生の問いかけ。
私は三角形が大きいと思った。
クラスの過半数が同じ意見だった。残りはほとんどが長方形が大きいと言った。
そして、ほんの一握りの生徒だけは、『どちらでもない OR わからない』という。
ここからは、なぜ自分がそう思うかについて、ディベートを行い、一通りのディベートが終わった時点で再度、自分の支持する側に分かれる。
先生は『どちらでもない』人たちには発言をさせなかった。最後まで。
そして、最後にそれまで黙っていた級友が
「同じ形の半分なので、どちらも同じ大きさ」と答えたときは、一気に目の前のモヤがサーっと晴れた気分だった。
「なんて賢い!これが本当の頭の良さだ。」と後頭部を殴られたような衝撃だった。
(私は、クラスで常にトップを争う秀才だった。)
何を、覚えているとか、どれだけ早く計算できるとか、きれいに書けるとかそういうことは本当に『頭がいい』ということではないんだ。いかに自分自身で筋道をたてて納得のいく説明ができるかということが真の頭の良さだと、気づいた瞬間でした。
あの瞬間に、人生が変わったと言っても過言ではありません。
先生、ありがとう!
何年生のときだったか忘れたが、授業参観で算数の授業だった。
正方形を、対角線で半分にした三角形と、1辺の中央で垂直に半分にした長方形のの二つが配られた。
そして、「どちらが大きいか」というのが先生の問いかけ。
私は三角形が大きいと思った。
クラスの過半数が同じ意見だった。残りはほとんどが長方形が大きいと言った。
そして、ほんの一握りの生徒だけは、『どちらでもない OR わからない』という。
ここからは、なぜ自分がそう思うかについて、ディベートを行い、一通りのディベートが終わった時点で再度、自分の支持する側に分かれる。
先生は『どちらでもない』人たちには発言をさせなかった。最後まで。
そして、最後にそれまで黙っていた級友が
「同じ形の半分なので、どちらも同じ大きさ」と答えたときは、一気に目の前のモヤがサーっと晴れた気分だった。
「なんて賢い!これが本当の頭の良さだ。」と後頭部を殴られたような衝撃だった。
(私は、クラスで常にトップを争う秀才だった。)
何を、覚えているとか、どれだけ早く計算できるとか、きれいに書けるとかそういうことは本当に『頭がいい』ということではないんだ。いかに自分自身で筋道をたてて納得のいく説明ができるかということが真の頭の良さだと、気づいた瞬間でした。
あの瞬間に、人生が変わったと言っても過言ではありません。
先生、ありがとう!
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