離婚と経済力

現在の住まいに入居するまでは、オットの会社の社宅に家賃2万円という好条件で入居していました。（日当たり、風通しは最低だったが）

その際に、別の部屋に住むオットの大先輩にあたる方のパートナーが私と同じ年齢のこともあり、何度かお宅にお邪魔したり、一緒に遊びに行ったりと、仲良くしていただきました。

この方、かなり深酒される方で、しかも大トラ。酒を飲んでの逸話は限りなく、パートナーもこの酒癖の悪さには手を焼いているようでした。
年の離れた結婚だったことと、妻側の意向で結婚後すぐに家庭に入り、一男一女を年子で儲け、仲良し家族に傍からは見えました。

が、3年ほどお付き合いするうちにどうも、オットさんの酒癖の悪さに愛想をつかしているのでは？と懸念するような様子が見られ始めた頃、短大卒の奥様は母校の大学に3年生の編入試験を受け合格したと。
母校は、九州です。（ご夫婦とも九州の出身で、知り合ったのも結婚したのも九州）奥様は、親元に子供二人を連れて身を寄せて大学に通うというのです。

実は、オットさんは相談した奥様に「合格できるわけがない」とタカをくくって「合格したら資金援助する」と約束したそうです。

そして・・・・
大学卒業後、教員免許を取得して、教員として就職した奥様は晴れてオットさんに離婚を迫りました。


立派です。

なんて、計画的、かつ建設的。

やはり、子供を持つ母に何をおいても必要なのは、経済力です。
（別に、離婚しないとしても、オットが常に元気で稼ぎがあるとは限らないし。）

それ以来、会っていませんが機会があれば是非、もう一度会ってよしなしごとをつれづれなるままに語り合いたいと思います。

レイコさん、お元気ですか？