…ストーマ生活回想録④から続く
【 最大の難関 】
人工肛門を閉鎖するために入院。待ちに待った手術は2日後
入院前の検査では異常なし。手術は可能。
しかし、まだ安心はできない。
入院当日に受けたPCR検査の結果によっては「入院がキャンセル」になるのだ⁉
PCR検査といえば偽陽性連発のインチキ検査だ。
何せパパイヤで陽性、その辺に1匹でもウイルスが死んでいても陽性のレベルだ。
そんな検査で陽性者○万人と報道しそれを間に受ける世相。
狂った世の中になったものだ。いや以前から狂っていて今表面化しているのだ。
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PCR検査は「くじ引き」のようなもの
さて、自分の引いたくじは
当たりか?ハズレか?
病室のベットを仕切るカーテンに
”PCR検査結果待ち”の札が掛かっている。
隔離状態だ。まだ結果がでない。
『思ったことは実現する!』
『ガンになって人口肛門になる。結局この状況、この世界は自分で作り上げている。残念ながら心当たりがある。間違えた選択をし続けた因果として今の自分がいる。その元になっているのが思考なのだと…』
ジャンケンで負けると思えば本当に負ける。○○会の役員決めで意識し過ぎると本当に抽選で当たる…
強く願ったり、信じたりしたものは実現しやすい=引き寄せの法則だ
当然ハズレ(陰性)と思い込む努力をする。
そう思えば思うほど、逆の思考(陽性)も流れてくる。
こうなったら意識を検査結果から反らすしかない。
ついでに手術の事も忘れてしまおう。
気持ちを切り替えて楽しいことに周波数を合わそう!
限られた空間で出来ることは、テレビかユーチューブの視聴くらいしかない。
・鉄道旅行「スーツ交通」
・モータージャーナリスト五味やすたか「E-carLife with」
・「絶望ライン工」
入院、手術、コロナを連想させない普段視聴している番組で自分の世界を作り上げる。
今回は窓際のベットを予約した
景色がいい 真冬の澄んだ空が 徐々に赤く染まる
明日は手術だ 元に戻れる 最後の手術 うれしい 緊張感はない
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【手術】
ストーマ装具と梅干君(人口肛門)に礼を言う。
お世話になりました
助かったよ
ありがとう
ごめんね(梅干し部分は切り落とすので)
さようなら
3回目の全身麻酔…意識が徐々に薄れていく…
・・・・全く覚えていない・・・・・
【麻酔が覚める時】
自分:普通に夢を見ている
(内容は忘れたがいつも見ている夢)
(夢の中で)
「夢見てる場合ではないぞ」
「どうなった?」
自分:目を開ける
看護師さん:目が覚めましたか
まだ手術室 「無事おわりましたよ」
(他にも言葉かけてもらったが覚えていない)
自分:時計を見ると17:00を指している 開始が13:40だったので…
頭が働かない 手術が何時間掛かったのか計算できない
寝ていただけだが なぜかやり遂げた感が 心地いい
手術が終わるまで待っていてくれた妻に礼を言う「ありがとう」
その後術後の処置室に運ばれた。
そこで1日過ごし 自分の病室に戻っていった。
…②手術2…に続く
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<メモ>
手術~手術
・ストーマ装具 装着 233日(入院期間26日含)
退院~手術
・排出処理回数 3127回
・ストーマ装具 交換回数 92回
・ストーマ装具に掛かった費用 18万円
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