1)アルペンボード2台に6個と2個、
合計8個のご注文です。
・ソールカラーは両方ともブラック
・チューンナップなし
・仕上がり次第発送希望
★☆作業内容公開☆★
2台のボードにはお客様が作成希望位置に
判りやすく印をつけて送って下さいました。
有難うございます。
1)さらに正確にホールセンターを測り作成位置を確定
2)デッキ側からリーマーで正確に合計8個のホールを
刻む。ホールは滑走面側に貫通
ソール側からもボール盤による面取り作業
3)埋め込むロレット皿がきっちり沈むように、
さらにハンドメイドによる滑走面側の
ホールの面取り作業をし、ホールを
きれいに仕上げる。
4)ホールの面取りされた2台ボードの滑走面側
5)滑走面素材が着いていないロレット皿を嵌め込み、
滑走面の厚さ分の沈みに深さ調整。
低からず高からず(ここが一番肝心)
6)ブラックの滑走面素材を用意し、型抜きポンチで
貼り付け用の8個の丸い滑走面を抜き取る。
(※ソール素材は全部で10色手持ちあり)
7)出来たブラックの丸い滑走面を埋め込んだ
ロレット皿に専用接着剤で貼り付け、
熱プレスで30分圧着、その後24時間自然乾燥
(ホール作成箇所がわかりますか?判りにくいほど良し)
8)翌朝の作業は・・
丸い滑走面を新たに張った部分は既存の
ソールより多少高くなっているので段差を
取り除く為ファイルで研磨しフラットにする。
熱をかけてプレスした部分やハンドメイドで
研磨した部分がくっきりと跡が残ります。
これはホール作成作業では避ける事が出来ません。
その跡を綺麗になくす為、本来はこの後通常の
チューンナップをすると完璧ですが、今回チューン
ナップなしのご注文につき簡単なワックス
処理のみでお届けすることになります。
完成:オレンジボード/ホール2個作成
ブラックボード/ホール前後に6個作成
今回はボードの肉厚部分に作成となるため
ロレット皿は9ミリサイズを使用。
●その他の実例はこちらでどうぞ→【実例いろいろ】
市販のボードでは味わうことが出来ない
スタンスでの滑走で、またひとつ違った
パフォーマンスをお楽しみください。