芯材露出

心材露出補修及びチューンナップのご注文。

負傷のフィッシャー君はこんな状態　
　

　石？など踏んであっと思った時には既に遅しって事
　　よくありますよね。でもこれはほんの序の口！
　　このまま我慢して使ってるとエッジ際から
　　滑走面素材が浮き上がって剥がれてきますが
　　これは負傷直後のようです。
　　（早めの手当てで入院は大変感謝！！作業も楽！！)

▼補修開始
　1)チューンナップ前にまづ先にこの部分の修復に掛かります。
　　滑走面素材の接着をよくする為、傷んだ部分の素材を
　　多少範囲を広げて直径４cmほどの半円に剥がします。

　　

　2)新しい滑走面素材を同じ型にカットして嵌め込みます。
　　　これはまた仮止め状態ですが　↓
　
　　
　　
　　幸い本体もブラック素材ですから嵌め込んだ素材も
　　目立たず補修跡も綺麗です。
　　この後、カットした素材に接着剤を着けて熱圧着します。
　　プレスして明日からチューンナップ開始予定！

仕上がり画像は25日にアップしますね。
　　　もうしばらくお待ち下さい。

ホール増設完成

　※ホール作成2個とチューンナップが完成
　　
　　 　　

　　**ソール側**　　**デッキ側**

　既存の8個のホールの上に2個増設されてます。



滑走面の作成部分を拡大


増設した箇所が判りますが目立ちませんね。


本日発送いたしました。
滑りが少し変わるでしょうね。楽しみです！！

ホール増設／2個

　※ホール作成2個とチューンナップのご注文です。
　　ありがとうございました。

▼増設位置に黒のマジックで印があり、
　センタープレートもセッティングしてくださり
　メモを貼り付けた状態で昨日届きましたのが
　判り易くて大変助かります。

　　　

最初にホール作成から手掛けます。

▼希望の位置を再度4×4タイプのセンタープレートで
　正確な位置確認後、ホールのセンター出しをし、
　ポンチングの処に基本の穴をデッキ側からあけて貫通。
　　
　作成位置はここに
　


▼ソール側からローレット皿の挿入口を作成するとこんな状態に・・
　
　　　



▼出来たホールの面取り作業を丁寧に仕上げそこにローレット皿を
　埋め込んでみて深さと沈み込み加減を見て微調整。
　その後ホール内側に接着剤流し込みロレット皿を挿入し本接着！！

　◆貼り付ける滑走面素材のカラーは全部で12色カットして
　　用意してあります。

　　　


今回は素材カラーを『ブラック希望』とメモにありましたので
そのカラー素材を貼り付けて30分熱圧着しプレスのまま
明日の朝まで自然乾燥。

　　　


明日の午後からプレスを外して通常のチューンナップに掛かりますので
仕上がりは20日のお昼頃です。
発送は20日の午後ですのでもうしばらくお待ち下さい。
　完成画像も20日にアップします。

エッジ折損、陥没

エッジが陥没し滑走面が捲れ上がってしまって
邪魔なので切り取ったこんな状態で送ってくれました。




内部を綺麗に清掃してエッジの曲がりを修正し、
ソールをカットしてその大きさに合わせて
嵌め込むソール素材も半円に切り出します。




切り取られてむき出しになった芯材に接着剤を
いれカットした素材を嵌め込みプレスします。
30分ほど加熱し接着力を高め、その後自然乾燥します。



翌日プレスを外して通常のチューンナップ作業開始

ワックスして完成！！




今年はスキーより圧倒的にボードを手掛けることが多くなりました。
そして重傷の患者さんも準じてボードが多いですが
当方も腕を磨きながらできり限りサポートいたします。

先日の作成例も・・

ロシニョールのアルペンボードに8個ホール増設依頼です。
　ご注文ありがとうございました。

作業工程は前にもここでご紹介いてますから
　省略しますね。

完成はこんな感じです。

　　
　　▲デッキ側　　　　　　　　　　　　▲ソール側

ご注文はチューンナップ無しのホール作成のみ
　◎作成料金￥8,400（￥1,050×8個）