ちょっと珍しい現象かも。
滑走面もサイドウォールにもぶつけた形跡が全くありませんが、その部分がハクリしてエッジがサビ、折れて僅かに飛び出していたようですね。そのエッジにブレーキが引っかかり反動で片側も折れてスポッと抜けてしまったとの事。
その部分はエッジの繋ぎ目であったようで、たぶん接着も弱かったかもしれません。
そう思いながら反対側ともう片方のスキーも点検してみると、同じような位置にエッジの亀裂が見えますから繋ぎ目が剥がれたんでしょうね。今の所他の部分はハクリしている形跡が無いようです。
滑走面を剥がしてみたら予想したように芯材の
上部がぶよぶよしてポロポロ剥がれます。
この部分が擦ってもガチッとしていれば
取れたエッジを綺麗に磨き曲がりなどを修正後に
そのまま貼り戻せますが、下地が痛んでいる為
その部分を削り取って芯材ごと移植します。
乗りやすくお気に入りのスキーなので
がっちり頑丈に補修いたしました。
先ほど仕上がり作業完了!
本日午後の集荷時間で発送されます。
ついでにプチ補修も・・!
トップシートがエッジで欠け落ちてます。
所々コアが見える部分もある為、ここはプチ補修!
ペーパーで綺麗に磨き、窪んでしまった部分には
パテ剤をいれ整形しホワイトカラーで塗装しました。
エッジでぶつけただけの僅か1cm未満の傷は
パテ剤で埋めても接着面があまりにも小さい為
くっ付いていれず取れる可能性があります。
だから、長さ2cm以上のコアが見えてるような
深い傷に限り、このようにプチ補修でお届けいたします。
あくまでも水分が入っていかないようにの応急処置です。
このプチ補修は無料サービスです。
無料ですから、取れてしまった時はご勘弁くださいね。
次回チューンの時、再度プチ補修してあげますから・・。
手持ちの近いカラーが無い時はホワイトパテ剤のみで
プチ補修いたしますので御了承の程・・・
重傷のスキーやスノーボードの
復帰に向けてサポートいたします。!!
ホームページの『
補修工房』にも実例が載ってます。
そちらも参考にどうぞご覧下さい。
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