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最新研究で判明した「毎日のチーズ」が認知機能におよぼす影響

2023-11-09 04:17:32 | 日記

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最新研究で判明した「毎日のチーズ」が認知機能におよぼす影響

「ふだんチーズを食べる習慣がある人は、そうでない人に比べて認知機能が高い、という研究結果が先日発表され注目されています」(全国紙社会部記者)

東京都健康長寿医療センターは10月19日、桜美林大学などとの共同研究の成果を発表。

《チーズの摂取が認知機能の高さと関連する》ことを明らかにした。

「日常的なチーズ摂取者は、非摂取者より牛乳を飲んでいる割合が高く、尿失禁の頻度が低く、そして認知機能の評価指標であるMMSEのスコアが高い(=よい)ことがわかりました」(同記者)

認知機能が高いということは、すなわち認知症のリスクが低いことにつながる。ではチーズのどんな成分・栄養が認知機能維持に効果を発揮してくれるのだろうか。『80歳でも脳が老化しない人がやっていること』(アスコム)などの著書がある、脳科学者の西剛志先生に聞いた。

「発酵食品であり、高タンパクなど栄養価の優れたチーズに認知症予防や健康寿命を延ばす効果があることは、過去にも多くの論文で発表されています」

いっぽう、チーズには食べ続けると「コレステロール値が高くなる」という指摘もある。

「心筋梗塞リスクを高めることから、コレステロールは敬遠されがちです。しかし実際には、コレステロールは認知症予防にはプラスに働くんです。コレステロールが低いと“幸せホルモン”といわれるセロトニンが細胞に取り込まれにくくなり、幸せを感じにくくなります。すると老人性うつになりやすく、認知症リスクは高まってしまうことに」

海外の研究でもコレステロールが低いと心筋梗塞リスクこそ下がるが「全体的な死亡率は約7%上がり、がんの死亡率は約43%も上がる」と西先生。さらに「うつや認知機能低下の影響か、自殺や事故死のリスクが78%上昇する」というのだ。

では、健康効果を得るために効果的なチーズの食べ方はというと「歩くなど運動をした後の食事にトッピング」がおすすめだと西先生は説明する。

「前述の発表にもあるとおり、歩行スピードと認知症リスクには関係性があり、筋力があって、速くしっかり歩けるほうが認知症リスクは低い。チーズには、筋肉をつくるタンパク質が豊富に含まれ、肉類よりも吸収されやすいので、ウオーキングなど運動の後に取るのが望ましいです」

たとえばトーストやパスタなどに、スライスチーズやパルメザンチーズ(粉末か、すりおろし)をトッピングすると理想的だ。

「主食の肉などもきちんと取りながら毎日の食事にチーズを加えることで、十分なタンパク質が摂取でき、血糖値の急激な上昇も防いでくれるので一石二鳥です。ただし、チーズには塩分が含まれますので、塩分過多には気をつけるようにしてください」

毎日適量のチーズを食べて、脳の若さをキープしよう。

【元記事】
https://news.yahoo.co.jp/articles/c029d4b2489948b1dfe9dab05cd4b31773a0830a

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最後までお読みいただきありがとうございました。
 

 


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