その一、その二の続き
黒人奴隷の歴史や米国黒人の人権状況にはかなり拘るコービー嬢だが、黒人に比べれば数は少なくとも日本人を含めアジア人の奴隷もいたのだ。wikiのポルトガルの奴隷貿易にはその実態が描かれており、「日本人の女性奴隷は、日本で交易を行うポルトガル船で働くヨーロッパ人水夫だけでなく、黒人水夫に対しても、妾として売られていた」という。
歴史ブロガー「しばやん」氏の記事「16世紀後半に日本人奴隷が大量に海外流出したこととローマ教皇教書の関係その1」「その2」「その3」には、日本人奴隷貿易を行ったのはポルトガル人商人だけではなく、宣教師も関わっていたことが載っている。これはやがてキリシタン迫害に繋がっていく。
「世界に目を向けて、学ばなければならない」と大口を叩くほどなので、コービー嬢がアジア人奴隷のことを知らないとは言わせない。この者風にいえば、欧州諸国との江戸時代前の貿易は、間接的にアジア人奴隷に支えられており、結果的に黒人はアジア人差別に加担していたとなる。
この現象は16世紀後半だけではなく、米国黒人は21世紀でも白人に劣らずアジア人差別を行っており、コロナ初期ではアジア人への暴行を行う者までいたほど。但し河北新報はアジア人差別には一切触れず、日本の歴史教科書にも日本人奴隷の存在は言及していない。
2017年の大みそかの番組で、顔を黒塗りにしてアフロヘアのかつらを被った芸人を、「黒人をやゆするかのような」「黒人の残酷な過去を考えない無知で差別的なネタ」と糾弾するコービー嬢。ちなみに白人と黒人の典型的アジア人差別ジェスチャーは、こめかみに指をあて、思い切り目を吊り上げて揶揄する。「このようなことは絶対に許されない」と、コービー嬢は声をあげねばいけない。人気作家・百田尚樹氏の次のツイートに共感する日本人は多かったはず。
「「人種差別反対」の声を上げるのは全然悪いことじゃない。しかし、この声を上げている人たちは、現在、ウイグルやチベットで行なわれている虐殺や拷問に対して抗議の声を上げたことがあるのかな?」(2020年6月3日)
ウイグルやチベットはおろか、アフリカで行われている虐殺や拷問に対して抗議の声を上げた米国黒人の話は聞いたことがない。解放された黒人奴隷が建国したリベリアやシエラレオネは圧政と差別の果てに内戦となり、共に世界最貧国となっている。
しかも後者はダイヤモンドを豊富に産出するのに大規模な内戦となり、内戦時には武装勢力により夥しい民間人の手が切り落とされている。
クルド人男性への日本人警官の暴行を挙げた女子大生だが、ジョージ・フロイド同様このクルド人も違法行為を行っていたことを、例によって日本のメディアは「報道しない自由」に徹していた。
まるでいきなり日本人警官が罪のないクルド人を暴行したかのような記事は不可解だったが、「【渋谷デモ】日本クルド文化協会「デモを支持する立場ではない。発端の行為は擁護する余地はありません」…見解発表」(2020年06月15日)で納得した。日本クルド文化協会の見解を一部引用する。
「まず、当協会はデモを支持する立場ではなく、いかなる関与もしていないことを明確に申し上げます。今回の騒動の発端になったクルド人の行為は、日本の法律・慣習に照らし合わせて、擁護する余地はありません。もし彼が交通規則を守り警察の要請に適切に対応していれば、警察官もあのような対応に出たのか疑問があります……
今回の渋谷警察署前でのデモは日本人参加者が大多数を占めていましたが、普段クルド人の支援活動には参加されていない方々ばかりであったと確認しております……
残念ながら、今回の件に関して、日本のメディアや学術機関、その他組織から、クルド人コミュニティとしての見解について取材がありませんでしたが、ここに当協会としての見解を表明いたします」
これがトルコ警察であれば、クルド人は容赦なく暴行されている。またこの記事には名古屋で先月21日に行われた人種差別反対行進のポスターが載っており、上の画像がそれ。簡体字文字入りのポスターから、「Black Lives Matter」運動を支持する連中の正体が知れよう。
父親がカナダ人のコービー嬢がクリスチャンなのかは確認できない。しかしクリスチャンは的外れな日本人への責任転嫁を行うことが少なくない。2009-01-30付の記事にも書いたが、藤山杜人なるカトリック老人ブロガーは、「無抵抗のユダヤ人を600万人殺戮した国」と軍事同盟したのですから、アウシュヴィッツへ全然関係がないとは言いきれないと感じて」いる者のメールを紹介していた。
「後藤和弘と藤山杜人は同じ人です」という記事から、藤山氏は現代では本名でブログをしているようだが、出羽守とサヨクぶりは健在だった。このような者が大学で教鞭をとっていたのだ。
ハーフの女子大生の主張には以下のコメントがあった。
「これは凄い!なんという牽強付会!……どこまでも欧州と黒人を叩き売っていた象牙海岸の黒人達の責任でしょうがw。」(牛蒡剣さん)
「今回の件は、一義的にはアメリカの国内の問題(アメリカ人にとって仲間とは何かという問題)なのに、世界の問題にしようとする時点で分かってない証拠です。(仲間意識がない相手との近代以前の話を出すのは論外。それなら、世界史の英雄はほぼ全員が大虐殺の犯罪者。)(mottonさん)
私的には件の女子大生の知的水準よりも教官に問題があると思うが、それ以上に問題なのはこんな牽強付会コラムを載せた新聞。まさにオールドメディアは日本国民の敵。
◆関連記事:「カトリックによる日本侵略」
「キリシタンはなぜ迫害されたか?」
「クルド人に肩入れする者」
「トルコ大使館前乱闘事件に思うこと」
反証を用意した。
ttps://www.youtube.com/watch?v=4JDHmMHTc1Q
日本人の「学ぶ」は「真似ぶ」から。
できるだけ容易に「真似ぶ」ができる「形」から入る。「形」には当然「色」も含まれる。
ビジーフォーの2人が黒く塗ったのもまさしくこれ。ただ、EW&Fが「形だけ」ではないと認めただろうことは、2分37秒頃からのグッチ祐三とフィリップ・ベイリーの互いに親指たてての握手=バトンタッチにはっきりみられる。
おそらくEW&Fは「なかなかやるじゃねぇか、これはウカウカしてられんぞ」と、前座を務めたビジーフォーに「本気」を引っ張り出されたのだろう。その後のパフォーマンスは「前座を突き放してやる」という強い意志を感じる。それが怖いくらいに聴衆に伝わっているからこそ、コメ欄に賛辞が溢れているのだ。
そういう「師に同化したい!」という、日本人ならではの熱情を「真似」られる「師」の側が正確につかみ取っているのに、したり顔のカナダ出身の女子大生サマサマサマは上っ面だけで「上から目線のお説教」ですかそうですか。
実力拮抗とみて「負けないぞ」と本気だすという動画の別の例↓
ttps://www.youtube.com/watch?v=wdtat0H2uPw
むろん歌は姉の宏美のものだが、妹の良美の歌唱力が半端ないと姉が認めているからこそ、「本気(マジ)」をぶつけにいって、それがものすごいパフォーマンスを生み出している。だからコメ欄に「見る者・聴く者」の「圧倒された」という感動が溢れかえっているのだ。
人権意識が高いと自惚れているハーフの女子大生ですが、アジア人奴隷や先住民の残酷な過去を考えない無知な小娘に過ぎません。父の祖国カナダで21世紀になっても先住民女性が大量に虐殺されていることはスルー。百田氏のツイートや名古屋で先月行われた人種差別反対行進のポスターが全てを物語っています。
EW&Fの宇宙のファンタジー!懐かしい~~ ビジーフォーとホンモノが共演していた映像が見られるとは感無量です。2017年の大みそかの番組は未見ですが、件の女子大生はビジーフォーさえ「黒人の残酷な過去を考えない無知で差別的なネタ」と非難すると思います。
ミュージックフェアの動画も素晴らしい。何かと姉と比較され、姉の七光りとまで言われた妹の良美も苦労したでしょうが、動画を見ただけで妹の歌唱力も抜群。コメントにあるように「歌手ってこういう人達のことをいうんだね」。
日本のメディアにはやたらハーフが登場しますが、連中が活躍できるのは所詮日本くらいでしょう。欧米諸国では二級白人扱いだし、日本人には威張り散らしても生粋の白人の前ではオドオドするタイプだと見ています。
私は深い思考をする能力が怪しいので、こちらの研究を紹介します。この研究の一部を見ると、日本で発生していた口減らしの巨大版が黒人奴隷貿易とも取れますし、豊臣秀吉が奴隷売買を禁止しなかった場合の日本の行く末とも読めます。
晩年の秀吉は強権政治の独裁者と言う面を露わにしていましたが、奴隷売買禁止は最大限評価されてもいい政策です。
こちらの100番から以降に複数黒人奴隷売買に関する研究紹介があります。新大陸のトウモロコシ発見で奴隷売買が増加するとは思いませんでした。また、アフリカの経済成長率やHIVの感染率にも影響しています。
https://togetter.com/li/1342003
しかし、奴隷貿易で奴隷商人から通行料を取っていたアフリカの王様達も、結局それがもとで自分の国を将来失うことになるとは思わなかったでしょうね。
パヨクってこんなのばかり。だから支持が広がらないんだと思います。
何時も興味深いサイトの紹介を有難うございます!私は黒人奴隷やアフリカ史には全く浅学ですが、黒人奴隷貿易が日本で発生していた口減らしの巨大版という指摘は目からウロコです。貧しさゆえの口減らしは戦前の日本、殊に東北の農家が娘を身売りすることも多かった。もちろん口減らしはどの国にもありましたが。
「アライさんのお尻と学ぶ統計学」で興味深かったのが№111~13。「アフリカにおける奴隷貿易の末期には、同じ村の人間や隣人、更には親族・家族までも奴隷として売り払うところまでいってしまった」ため、相互不信社会が定着。民族主義が成り立たず、現代に至るまでの長期的影響を及ぼしていたとは……
晩年の秀吉は以前とは人格が一変したような独裁者になりましたが、奴隷売買禁止は最大の功績だと思います。キリスト教が広まるにつれ、日本人が大量に海外に奴隷として売られた過去を学校で教えない日本の歴史教育は間違っていますよ。
ネットでパヨク=特亜シンパの正体が暴かれていくのは大変結構です。
そう言えば、黒人奴隷を大量に使用していた中南米ではデモの話は聞こえてきませんね。植民地にしていたスペインやポルトガルでも同様。と言うことは、ある程度生活に余裕のある国でないと今回のようなデモは発生しないと言うことでしょうか。それとも、単にニュースとして聞こえて来ないだけ?
先週だったと思いますが、NHK BS1の国際報道でブラジルで貧困層の人たちが警官に殺されているというニュースがありました。スラム街の貧民は有色人種が中心で、警官は対照的に白人が多いようです。ブラジルの警官は極めて暴力的で職務質問もロクにせず、いきなり発砲することも少なくないとか。
南米のニュースは日本では殆ど取り上げられませんよね。尤もBlack Lives Matterの活動家には8歳の黒人少女を射殺する者がいて、この活動が黒人の命などどうでもよいのが丸わかりですよ。
https://twitter.com/hkakeya/status/1280484033785245696
問題にされないのも凄いですね。アメリカより酷い。アメリカで問題にされるのも、問題だと言う意識があるからですね。ない場所では問題になりません。
黒人少女の話は見ました。活動をしている中から批判の声が出ていないのは恐ろしい。日本で左翼過激派が力を失ったのは凶悪事件を起こしたからですが、政治的発言をする向こうの芸能人や政治家がこの事件を一切問題にしないのは何があるのでしょう。
ブラジルの黒人もアメリカのBLMの影響を受けてデモを行うようになりましたが、上層部が問題にしていないため影響力もないのです。BSで取り上げられたのは警官に射殺された貧民街の黒人少年のケースですが、警官への処分も甘いようです。
黒人少女が同じ黒人のBLM活動家に射殺されただけで酷いものですが、活動家だけではなく大手メディアの記者も非難しないのは異常です。BLM活動家が犯罪を犯しても一切問題しないのは、バックにいる支援者(ユダヤ系とも)への恐れがあるのやら。