紙ひこーき

日差しの強い朝です。気温はまだ上昇していませんが、日焼けには要注意ですね。

昨日は日中忙しい思いをしましたが、夕方一休みしているところに次女があらわれ、一緒に紙ひこーきを飛ばそう！
と強引に誘われ境内で3種類の紙ひこーきを飛ばしていました。
雑誌の特集に「飛ぶ紙ひこーき」というのがあり、それに目がいったようです。
只今、寺の増改築をやっている職人さんも一緒にやりはじめて、それぞれ子供のころの技を披露しあい、
みんなで飛ばしていました。紙ひこーきはいくつになっても目の前にあると飛ばしたくなりますよね。
手軽に自分でつくったものが宙を飛ぶ軌跡はなんとも夢中にさせるものがあります。妻も途中参加して飛ばしていました。
ただの紙ひこーきが子供も大人も笑いながら（ときには真剣に）のとてもいい空間を作ってくれました。

紙ひこーきは子供と大人の境を越えた、ともに無邪気にさせてくれるものなんですね。
何事も個人優先の時代、個人と個人を結んでくれるものは、自分でつくって（工夫して）一緒に体を動かし、
お互いを認め合うことの中で、はじめてつながっていくものなのかな、とあらためて感じてしまいました。

小さな社会でも、大きな社会でも、お互いを認め合うことは、どこにおいても大切なことでしょう。
自国の国益ばかりを優先せず、人類、すべての生き物を認め合い、地球のためになる話し合いができれば、
各国の首脳は本当にサミット（頂上）を見ることができるかもしれませんね。