『君戀しやと、呟けど。。。』

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優雅

2008-05-11 17:44:52 | 詩歌
  ★

 とある日の昼下がり
 何処からともなく聞こえた水音
 菖蒲咲く水辺に近づくと 一匹の鯉が泳いでいた――
 そう…
 それは正しく優雅という言葉に相応しく 水面(みなも)に波紋を広げながら 穏やかに移動する
“主”という名を思わせる 光沢ある綺麗な姿を晒すのは いったい誰のためだらう…

  ★
            ―紫草―
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