もう何も言わなくていい。
何を聞いても欲しい言葉は返ってこない。
憎まれ口ばかりで、可愛くない。
部活ばっかり一生懸命で、私のことはほったらかし。
でも仕方ないよね。
だって大好きなんだもん。
「そんなに拗ねるなよ。大好きだからさ、俺も」
…突然、そんなこと言わないでよ。
「なら、どうしろっていうんだよ。めんどくせぇヤツ」
その言葉とは裏腹に、私はアイツの胸の中へと抱き寄せられていた――。
【終わり】
著作:紫草
何を聞いても欲しい言葉は返ってこない。
憎まれ口ばかりで、可愛くない。
部活ばっかり一生懸命で、私のことはほったらかし。
でも仕方ないよね。
だって大好きなんだもん。
「そんなに拗ねるなよ。大好きだからさ、俺も」
…突然、そんなこと言わないでよ。
「なら、どうしろっていうんだよ。めんどくせぇヤツ」
その言葉とは裏腹に、私はアイツの胸の中へと抱き寄せられていた――。
【終わり】
著作:紫草