囚われる、躯ごと。悩ましい、その姿に。
抱き寄せられる、女の薫りに酔い痴れた。
俺は女の、ただ独りの男でありたいと願ふ――
一瞬で堕ちた、謎を秘めたきっかけ。
それは女の匂ひ、疑いを抱いてしまう程の妖しさ、そして重ねた口唇。
抱き寄せた、その姿態…
神秘に潜む、婀娜めいた雰囲気。溺れてゆく、感覚。
後戻りのできない、恋情。
決して言葉にすることのない、想ひ。
たゆたふ内に、霞のなかに、ふたり留まり全てを閉ざす…
【終わり】(for requests)
著作:紫草
抱き寄せられる、女の薫りに酔い痴れた。
俺は女の、ただ独りの男でありたいと願ふ――
一瞬で堕ちた、謎を秘めたきっかけ。
それは女の匂ひ、疑いを抱いてしまう程の妖しさ、そして重ねた口唇。
抱き寄せた、その姿態…
神秘に潜む、婀娜めいた雰囲気。溺れてゆく、感覚。
後戻りのできない、恋情。
決して言葉にすることのない、想ひ。
たゆたふ内に、霞のなかに、ふたり留まり全てを閉ざす…
【終わり】(for requests)
著作:紫草