★
人は皆 寄り添いながら 暮らしゆく
心の声の 聞こえる絆
村の人らの優しさや 声かけあいての 結びつき
畑に育った作物を 皆で分け合い 食事する
家は怖くていたくない
そういう家族の心を思い 雪国のガレージで座を囲む
余震に怯える 多くの心 皆で隙間を埋めてゆく
‘何故、こんな目に遭うのかのう’
‘どうして、ここだったのかのう’
奢れる人の罰として お天道様が怒ったのかと 静かに両の掌を 合わせる皆の背中には
淋しさと儚さと そして希望が満ちてゐる
★
―翆童―
人は皆 寄り添いながら 暮らしゆく
心の声の 聞こえる絆
村の人らの優しさや 声かけあいての 結びつき
畑に育った作物を 皆で分け合い 食事する
家は怖くていたくない
そういう家族の心を思い 雪国のガレージで座を囲む
余震に怯える 多くの心 皆で隙間を埋めてゆく
‘何故、こんな目に遭うのかのう’
‘どうして、ここだったのかのう’
奢れる人の罰として お天道様が怒ったのかと 静かに両の掌を 合わせる皆の背中には
淋しさと儚さと そして希望が満ちてゐる
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―翆童―