天下御免のすっとこどっこい

自分が読み返して「楽しかった」と思えることを書き綴っています。

『GOEMON』を見てきました。

2009年05月02日 | 時代劇(テレビ・映画)
今日、映画『GOEMON』を見てきました。

「江口洋介主演の石川五右衛門の話かぁ~」と一昨日までそれくらいしか知らなかったのですが、
一昨日の晩、たまたまネットでハッシー(中村橋之助さん)とヒラミキ(平幹二朗)さんが
出ているということを知り、慌てて昨日前売り券を買って、早速行ってきました。

秀吉の時代。大泥棒石川五右衛門は紀伊国屋文左衛門の屋敷から
箱を盗み取る。それには光秀と秀吉の血判状のありかが記してあった。
五右衛門は実は幼少時代に信長に拾われ、才蔵とともに忍者として育てられた。
仇が秀吉と知った彼は命を狙おうとするが…。

いろんなところで時代劇と紹介されていますが、時代劇だと思って見ないほうがいいかもしれません。
ちょうど戦国ゲームを映画にしたような、空想近未来映画?という雰囲気でした。

CG満載、ワイヤーワーク満載、10年前ぐらいの香港や韓国のアクションものを彷彿させます。
もしかして俳優もみんなCGで作られているのかも?と思うくらい。

映像も渋い色使いが多く、華やかな感じはほとんどありませんでした。
お城や衣装もスターウォーズをもう少しだけ和風にした?という感じです。

あ、もちろんチョンマゲや日本髪も全くナシ。おまけにカラコンまで入ってる人もいましたし。
台詞もまったくの現代語。

しかし、私のハッシーとヒラミキさんが登場すると、ガラっと時代劇になるから不思議です。
長年の経験からかもし出される品のよさ、立ち居振る舞い、台詞回し…
他のキャストにはないものです。
それにしてもハッシーの信長もヒラミキさんの千利休も優しい役柄になってました。

ハッシーが白い洋風のお衣装で「人生五十年~」って扇を持って舞うシーンがあるのですが、
もうかっこいいったらありゃしない。というより、全シーンかっこいいです。
歌舞伎以外でこんなにかっこいいのは初めてかもしれません。
もう少し登場シーンが多かったらよかったのですが…。

かっこいいと言えば、主演の江口洋介さん、才蔵の大沢たかおさんも素敵でした。
石田三成の要潤さんも不気味でよかったなあ。

出演者のファンの方、レッドクリフのようなスペクタクルが大好きな方は、是非劇場へ。
テレビの小さい画面だとほんとゲームのように見えてしまうと思います。
大きなスクリーンで大迫力を堪能していただきたいです。

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