天下御免のすっとこどっこい

自分が読み返して「楽しかった」と思えることを書き綴っています。

5/5 播州赤穂散策 その2 赤穂城本丸 赤穂市立歴史博物館

2013年05月12日 | 旅行・お出かけ
先日(5/5)播州赤穂を散策しに行きました。

さてさて、次は赤穂城本丸へ。

おそらく本丸門。門の櫓内部が特別公開?されていました。



例にもれず枡形。



そして本丸跡。

発掘調査で出てきた跡が整備されていて、何々の間とか湯殿とか廊下とかの説明がありました。

天守台にも上りました。



江戸幕府開府後のお城なので、天守は建てられなかったそうです。


天守台から本丸跡を望む。

もうお腹いっぱいでしたが、来たついで?に「赤穂市立歴史博物館」へ。
城内米蔵跡に建っているせい?でなんとなく外観が土蔵風(写真を撮るの忘れました)。

入場料200円を払ってあまり期待せず入場。
1階には赤穂の塩に関する資料の展示。塩を運んだという船や、実際使われていたという塩の道具、戦前?の塩の作業の写真など、初めて見るものばかりで興味深く見学しました。

2階にはやっぱり忠臣蔵コーナー。
関連古文書や、山鹿素行と赤穂藩の関係も興味深く見学。藩札なんて初めて見たかも。
「忠臣蔵」の浮世絵が各段ごとに展示されていたり、団十郎も代目ごとに展示、文楽の丸本も多分江戸時代のもの?全く字が暗号のようで。由良助のお人形さんもいました。
番付けだったり、もう、さすが本場!展示のレベルが違うように思いました。

さらに極めつけが誰も入っていない別室に展示されていた「忠臣蔵映画ポスター展 昭和20年~30年を中心に」
最初の1枚目は「忠臣蔵 天の巻・地の巻」(1938年、日活)だったと思います。その時点で大喜び。
最後は「赤穂城断絶」(78年、東映京都)でした。なかなか納得のいく展示ですねえ(←エラソーにすみません)。

途中東宝とか松竹とか私の専門外の作品がたくさんあり、中でも市川猿之助主演で締めに松本幸四郎、市川染五郎とか、幸四郎主演だったら猿之助、団子とか…何なにナニっ?!なポスターがたくさん。
中でも「四十八人目の男」とかいう作品のポスターはどう見ても当代猿之助さんにそっくりだったんですけど、市川段四郎(三代目?)とか大谷友右衛門(四代目中村雀右衛門のこと?)ってあるので、どっち?って気になって仕方なかったです。

ここでひとり30分わーわー言って楽しんでしまいました…。

入り口で忠臣蔵双六を買い、



お城を後にしました。

帰り道でも道に義士の辞世の句?の碑や、郵便局の窓にも役者絵があったり、忠臣蔵だらけ。
駅の階段にも先ほどの双六の絵がずらずらずら~っ。



上りきると「風さそう 花よりもなお我もまた…」の浅野内匠頭の辞世の句もあったりして、忠臣蔵ちゅうしんぐらchushingura!なトコロでした。

忠臣蔵好きな方は是非。オススメです。

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