天下御免のすっとこどっこい

自分が読み返して「楽しかった」と思えることを書き綴っています。

3/1 東近江市五個荘散策 その2

2014年03月10日 | 旅行・お出かけ
去る3月1日、滋賀県東近江市の五個荘へ散策しに行ってきました。
続きです。

祭・馬場通りというところを歩いていると、ここは普通の道で、昔からのお家を普通に住んでらっしゃるところらしく、一部現代風に改築されていたりする建物がありました。でも漆喰(多分)を塗りなおしたり、内部を修繕したりされてるお宅もありました。


こんな通りです。
こちらのほうが私の好み。近江商人が行きかいしてたんやろうなあという感じがします。

その途中にまた私の興味をそそるところが。


鳥居が立派な大城神社。


境内にはうっそうと木々が茂り、たくさんの灯篭。立派な拝殿。

これまた時代劇に使えるんじゃないでしょうか。
こんな良いところ、またどうして誰もいないんでしょう。

商人屋敷を見に来たはずが、寺社で楽しんでしまった私でした。

そして目的地、近江商人博物館へ向かいます。
国道8号線が走っているのですが、これがなんと旧中山道とのこと。
なるほど、交通の要所にあったわけですね。

すこし思いを馳せながら、車がびゅんびゅん走る国道沿いを約20分ほど歩き、てんびんの里文化学習センター着。


ここの3階が近江商人博物館です。

入館料200円を払い入場。
江戸時代から昭和にかけてのひな人形がたくさん。

初めて見たのが、宮中みたいな屋根つきの建物の中に二人と三人官女が入っているもの。
明治中期から昭和初期に流行したという「狆引き官女」。犬の狆を引いている官女です。どこに飾ってたんでしょうねえ。これだけ欲しいと思いました。今は作ってないのかな。

明治時代の長者番付けにのっていたという豪商のものもすごかったです。
帳(とばり)?がついているのです。
着物もものすごく豪華で刺繍が一枚一枚ちがうし、裾にまで綿が入っていますし。

江戸時代のものは顔の材質や顔の雰囲気がちがいました。

おひなさんの冠がちがうんですね。中国の皇帝のようなというか。王冠のようで、びらびらがついていて。

あと面白かったのが、昭和時代のものだったと思うのですが、五人囃子が雅楽なのです。
笙に笛二人(一人はひちりき?)鼓に太鼓はなんと鉦鼓なのです。
お人形は今現在で見る格好をしているんですが。
今ないかなあ、欲しいわあ。

30分ほど楽しんだあと、常設展へ。
近江商人のお勉強。各地の物産を廻して商売してたんですね。なるほど。


体験コーナーもあり。
のれんに春夏冬しかないのは商いからきているとか。

千両箱の重さの体験とか、商人がよく風呂敷につつんで背負っている荷物の体験とか。
ここも楽しいのに誰もいないのです。どうなっているんでしょう。


そして、近江鉄道五個荘駅から近江八幡へ行き、家路につきました。

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