お彼岸さんなので、お墓参りに行ってきました。
本当にお彼岸中は彼岸花が真っ赤に咲きますね。
ご先祖様たちが「よぅ来た、よぅ来た♪」と出迎えて下さっているようです。
堤防を埋め尽くす春の黄色い菜の花は、
「春だよ、春だよ」
って純粋に歌い、喜びを与えてくれるのに対して、同じように堤防を埋め尽くす秋の真っ赤な彼岸花は、何かしら意味あり気で、私たちにいろいろな想像力を与えてくれます。
いずれにせよ、「ぅわ~」って叫んでしまうほどの美しい風景です。
幼い頃や若かりし頃、子どもたちの小さい頃のことなどなど、走馬灯のように頭の中を巡ります
その後に82歳の母に観せたい映画があり、ショッピングモールへ。
映画は『舞妓はレディ』。絶対喜んでくれるに違いないと、家族の意見は全く聞かず、「行くよ。行くからね」
母は年齢のせいか、大好きな歌舞伎などの観劇でも、すぐうつらうつら……
でも今日は、自分が幼い頃からやってきて誇りとしている日本舞踊や三味線があり、またミュージカル仕立てということもあって、とても楽しかったとのこと。
なんと!珍しく起きていましたよ。よく行く京都の景色も沢山映り、母の大好きなものがいっぱい詰まっていて、本当に楽しそうで良かった良かった勿論、家族全員楽しみました
舞妓さん修行を頑張る、かわいらしい女の子。
綺麗な舞妓さんや芸者さんの踊りに三味線の音、柔らかい京言葉にお作法や仕草の美しさ。
日本の昔からの女性のたしなみに、そうだった、そう躾けられてきたわと、ずうっとずうっと昔を思い出しました。
最近は女の子なんだから、男の子なんだからという躾けはしない方が望ましいように言われていますが、映画を観て、女の子の魅力を引き出す『たしなみ』『お作法』という言葉を使った躾けは、やっぱりあった方がいいのになって思いました。
日本の美、日本の心を語るのに、そう躾けられて育った日本女性の存在は、世界に胸を張れる大きな要素ですもの。
いつの時代になってもなくしてはいけないと思うのは、私だけかな…
女の子は優しくお行儀良く、男の子は凛々しく大らかに・・・・いけませんかね?
皆さんも、よろしかったらご覧くださいまし楽しかったですよ