我が家のパソコンの待ち受け写真は、プラハのヴルタヴァ川(モルダウ川)に架かるカレル橋。
パソコンを開く度に胸がキュンとします。そして熱くなります。
プラハが私たちを呼んでいる、カレル橋に並ぶ聖人たち、教会の聖人たちが音楽と共に
「何してる、早くおいで」
笑顔で呼んでくれているようです。
プラハの夏を思い出させる朝晩ひんやりとし、爽やかな今この季節……惹かれるばかり。
そうそう、この風。
青空に白い綿雲が浮かび、オレンジの家並の奥にはプラハ城聖ヴィート大聖堂。
人が行き交う橋の上で演奏している、チェコのおじ様たちの『BRIDGE BAND』。
ご機嫌な音楽に交じって、いろいろな国の言葉や笑い声が聞こえてきそうです。
日差しは結構強いけど、風はさわやか、空気の匂いまでもが伝わってきます。
7月1ヶ月間、プラハ音楽院のセミナーで、ランゲル先生のレッスンを受けてきた娘が撮って来た写真です。
ところでプラハ市交響楽団の、タキシードを腕まくりしてのりのりで、如何にも楽しそうに演奏する、若いティンパニー奏者、ご存じですか。
演奏家はあれですよ
『音楽が好きでたまらないティンパニーが気持よくてたまらないご機嫌だぜっ』
演奏が、観る者聴く者のテンションを更にアップさせてくれます オケが音楽的で、パーフェクトな演奏の上に成り立つのですけど。
産まれた時から本物の『新世界より』とかいつも聴いていて、あんな風に打楽器が大好きになったのでしょうね、って思えてしまう音楽のジャンルは関係ないんですよね。
映像文化の現代は、音楽と言えども視覚に訴えることも重要です。彼は実に実に自然なのですよ
トム・クルーズのミッションインポッシブルなど、ハリウッド映画のロケや日本のCMでよく使われる美しい街プラハ。虜になっている人、多いのでしょうね
そう、こんな風。いたずらな風が、思いをプラハへ連れて行ってくれました。
あれれ、またもや『オペラ万葉集』? 明日香風のようなミラクルな風が吹いたようですわ