お引き渡しから、約半年が経つMさま邸へ。
夏の間は開け放していることが多かった片引き戸。
だんだんと、閉める頻度が多い季節へとなってきました。
すると、閉めたつもりが開いてくる~という異変が!?
「昼間はいいけど、夜に勝手に開くとびっくりするの~」
と、のどかな表情でお話いただいたのですが…
これは、大変な不具合です。
と言っても、吊り金具には調整機能がついていますので
持参したドライバーで調整させていただきました。
アルミサッシの不具合、水廻りの不具合がないかお聞きした上で
普段は見ることのない床下のチェック。
床下収納庫を開けて、床下の通気や臭いを確認します。
蟻道も見られず、こもった臭いもありません。
私の方からは、大きな大きな吹抜けの窓からの日差しが
夏の間、不快になることはなかったか、おうかがいしました。
もう少し屋根の軒を出したかったのですが、隣地との距離に限りがあり
夏の太陽をどれだけ遮ることができるのか、実は少し心配があったのです。
しかし、高度の上がる真夏の太陽をしっかりと遮って
明るさだけをリビングへと運んでくれたそうです。
炭化コルクに包まれて、さらに遮熱効果の高い漆喰に覆われた家は
夏、とても快適だったそうです。
イン松の床もだんだんと馴染んできて、ツルツルすべすべ。
その肌触りと艶にご満足いただいています。
この夏は、床のさらさら感がとても心地よかったそうです。
「それに、冷たくもないのねー。」
と、これから迎える冬の住み心地にも期待していただいています。
お住まいの点検やメンテナンス、がもちろん定期訪問の第一の目的ではありますが
ご入居後の様子を聞かせていただいたり
無添加住宅が味わい深く経年変化を遂げていく姿を見せていただける
私たちにとって、貴重な学びの機会でもあります。
Mさま、今日はありがとうございました。