なかよし ようちえん
4月は新年度の始まりです
新入学や新社会人の方々は、期待に胸を膨らませていることと思います
今回は私のようちえんの思い出のお話しをさせて下さい
*私は中途入園だったと思うのですが…
街から離れた地域で私は生まれたため
敷地にはお隣さんだけで、同年代のお友達はいませんでした
もちろん家族から離れたことなどありません
5歳になったある晩
「明日は幼稚園に行くよ」と母親から告げられました
ようちえんって何だろう?
私は気にしませんでした
翌朝
マイクロバスがやって来て、母親と私は一緒に乗りました
「じゃあ、行ってらっしゃい」
母親は私を置いてバスを降りました
突然一人にされた私はパニックに陥り
泣き叫びました
すると女の人が後ろから私を捕まえました
もう逃げられない
女の人の手を私はきつく噛みました
「痛いー!」
それでもマイクロバスは出発をしました
私は捨てられたのです
ようちえんってどんなに怖いところだろう
きっと
私はサーカスに売られる
私は誰かに食べられる
ようちえんは漂流教室だ
と思いました
ようちえん
ようちえんに到着し私は密室へ連れて行かれました
5歳の私はうなだれておりました
もうダメだ
でもそこで待っていたのは、たのしいたのしい紙芝居でした
生まれて初めて見た紙芝居
ようちえんって生き極楽/いきごくらくだ
わたしは幼稚園が大好きになりました
幼稚園生活に慣れたころ
女の人/いずみ先生がやって来ました
〇×くん、もう噛んじゃだめよ
私は大きくうなずきました
いずみせんせいかんだりしてごめんなさいぼくはわるいこでした
ご一読ありがとうございました