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月子のティーハウス
(moon child's tea house)
第 8 話 月子の手紙
秋も深まった日曜日の朝7:30分
休日であったが男は目を覚ました
(何となくもう眠れない)
男は起きることにした
テーブルの上には
前日に購入したミックスサンドイッチとバナナがある
冷蔵庫を開けると
紙パックのオレンジジュースとミニトマトを取り出した
朝食を済ませ、歯磨きも終えると新聞を取りに行った
「…?」
ドアポストにオフホワイトの封筒が入っている
手に取ってみると、少し濡れている
切手は無く宛先も書かれていない
裏面を見た
月子
男は呼吸が少し早くなった
部屋に戻ると、引き出しからハサミを取り出し慎重に封を切った
もう一度、ゆっくりと確かめるように読み直した
みょうがは出かける支度を始めた
ご一読ありがとうございました
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