ガレージのoff life

体力と根性の無いオイラのOFFタイム

ボランティア第2弾

2011年06月14日 | Weblog

2回目のボランティア6月3日から行ってきました。

前回と同じ牡鹿半島です。二回目なので要領も解って不安もなく出発しました。

木工、造作の工具とチャリンコ、食料など持って・・・・・・・・

流されて逆さになった家から漁具を取り出す作業を愛知県から来た高校生と一緒に

やりました。100Mもある網を瓦礫の中から取り出すのは思った以上に大変で

10数人でも持てないのです。女の子も一緒になってガンバっていました。

写真の左にいる方が校長先生で休みを取りながらも若い人と一緒に網を担いでいました。

作業を完了して皆で記念写真となりました。

「鮎川の街のガレキで詰まった側溝を水が流れるようにしようプロジェクト」です。

こんな作業を重機もなくスコップとツルハシやれるものかと疑問を抱いていたのですが、

大学生、高校生、新入社員の研修生など大勢の人たちがコツコツと少しずつ

作業をすることで側溝がきれいになって水が流れるようになっていくのです。

恐るべしボランティア!!一人一人の作業は小さくても皆が協力すると

大きな力になるんですネ〜!!

潜水の漁師さんの家にお手伝いに行った時

作業がPM10時までかかってしまってお礼の食事を頂いてきました。

なんと!! ウニ、アワビ の食べ放題なのです。

ついでに、風呂もいただいて、帰りには冷たいビールのお土産付きでした。

車中泊なので 車の中でビールをご馳走になってご就寝でスZZZZ!!

被災地ではガレキの中から太陽が昇りガレキに太陽は沈んでいきます。

自然の残酷さと自然の美しさを同時に僕たちの前に見せつけてきます。

美しい自然も残酷な自然の現象も地球に住む生き物たちはそれを受け入れ

辛さ、悲しさ、、楽しさ、喜びを皆で共有して助け合い、分かち合い

過酷な自然に負けないで太陽に向かって力強く生きていきたいものです。

ボランティア最後の日に新山浜でお手伝いでした。

ここ、新山浜は被害が少なかった事もあってボランティアが誰も入ってこなかったのです。

災害から3ヶ月もたっているのにでスヨ!!   おどろきました!!!

支援物資も、炊き出しの食事もの人達 誰一人 一度もその恩恵を受けていないのです。

地域格差もここまで来ると呆れるばかりです。

行政は何をしていたんでしょう????広報とか、回覧板とか職員が出向くとか、

なんで、しないんでしょうか??

新山浜の人達は皆で助け合ってその土地で暮らしていたのです。

そのような状況の中でタマタマ僕が新山浜ボランティア第一号となったのでした。

マスコミが入ってきて作業中取材を受けインタビューされ

この日は三ヶ所ほど回って慌ただしく一日が終了して

早々に山形の帰路に就いたのでした。