「世の中に 絶えて桜の なかりせば 春の心は のどけからまし」
古今和歌集で在原業平は、春の心をそう詠んだ。
世の中に桜というものが一切なかったら、春をのどかな気持ちで過ごせるだろうに、との歌意だ。
平安時代初期の貴族で、桓武天皇などの嫡孫に当たるから血筋から言えば、権力争いに勝っていれば天皇になっていたかもしれない。
この時代の花見といえばその主流は、『梅』だったはずなのだが、ここで桜の歌が歌われているということは、桜が既に人の心を、掴んでいたのかもしれない。もちろんソメイヨシノはまだない時代だ。
月曜日は天気予報によると、再び雨模様なのでこれで桜は完全に打ち落とされるだろうから、明日がお花見のピークになるだろう。
古今和歌集で在原業平は、春の心をそう詠んだ。
世の中に桜というものが一切なかったら、春をのどかな気持ちで過ごせるだろうに、との歌意だ。
平安時代初期の貴族で、桓武天皇などの嫡孫に当たるから血筋から言えば、権力争いに勝っていれば天皇になっていたかもしれない。
この時代の花見といえばその主流は、『梅』だったはずなのだが、ここで桜の歌が歌われているということは、桜が既に人の心を、掴んでいたのかもしれない。もちろんソメイヨシノはまだない時代だ。
月曜日は天気予報によると、再び雨模様なのでこれで桜は完全に打ち落とされるだろうから、明日がお花見のピークになるだろう。