この国の有権者は、政権交代させたのに

　自民党政権時代の垢を、残滓を引きずってよたよたしている鳩山政権に、まだ半年だというのに、もう愛想が尽きてしまったのか、国民有権者は。
　原発推進を閣議決定し、イラク戦争自衛隊参戦は違憲ではなかったと決定し、さらに福島社民党党首においては「閣内の一員として自衛隊は違憲ではない」と言うし、さらに普天間基地移転は県外は難しいとここまで引っ張ってきたことの意味を覆そうとするし、気を持たせておいて、ここで放り出すんですか。
　極右、差別排外主義者たちは在日特権を許さない、地方参政権を外国人に与えるなんてもってのほかだと言って騒いでいる。鳩山政権は、左翼政権だと騒いでいる。とんでもないことだ。
　それにしても、政権交代し早く結果を出せと言わんばかりのマスコミの論調に押し流され、また金の問題などもあって、内閣支持率は急落している。
　何をそんなにあせって騒いでいるのだろうか。まだ半年しかたっていなのに。マスコミに煽られて、有権者が新政権を見守り、育てようとする気概も何も失ってしまった。
　小沢幹事長に対する献金疑惑、結局検察は起訴できなかった。でもこれとてだからと言って疑惑が晴れたわけではないと言うマスコミのと言うか、与太新聞産経の論調に辟易している。こんな奴に塩を送るようなまねをした生方民主党副幹事長が、おろされたのもうなづける。党内民主主義はないのかと勇ましいことを言っているが、党内で正々堂々と渡り合えばいいのだ。産経などのインタビューに答えるのではなく。
　

米国の、国内右翼の圧力に屈することなく

　普天間基地の県内移設、国内移設はありえない。日本国憲法第９条のある国に、戦争のための基地や、軍隊など要らない。

新聞の世論調査に誤魔化されるな

　鳩山政権の支持率が急落し、３０％台に、不支持が４０％に迫っているという報道が連日されている。かつてこんなに支持率報道がされた内閣があっただろうか。これも政権交代のせいなのか。
　与太新聞産経の報道が、目に余る。特に普天間基地移転は市兵衛同盟の要で、県外はありえないとしている報道は、同じ日本人として許せない！何が日米同盟だ！