風はどこ吹く、カヤックが通る

フォールディングカヤック、自転車で行ってきます

FRT組み立て・進水!

2009年03月17日 | カヤック
先週到着していた赤の中古FRT(FOR RIVER TOURING)。組み立て説明書もビデオもなかったが、前オーナーが同封してくれた写真とFRTオーナーのブログ等を参考にして、到着した直後に本能の赴くまま部屋の中で組み立ててみた。

あーでもない、こーでもないと約50分ほどで組み上げることができた。基本的な順序はK1と同じだが、所々にK1と異なる点があった。最も異なる点はK1のアルミフレームがすべて丸いパイプであるのに対し、FRTはほとんどが四角いパイプとなっている点だ。また、テンションをかける方式もK1とは全く異なる。さらにコーミングもK1が分割差し込み式であるのに対し、FRTは一体型ではめ込み式となっている。
このように様々な違いはあるが、非常に頑丈な作りであることは今も昔も変わらない。これがフェザークラフトの歩んできた歴史なんだなと思うと感慨深いものがある。

組み立てが終わり、エアスポンソンに空気を入れてみと、左舷の方の空気がすぐに抜けてしまう。もしや!?とエアスポンソンを引き抜いてみると案の定、先っちょに小さな穴が。。これは前オーナー(保有していただけで使用歴なし)も気付かなかったらしい。とりあえずK1に付属の補修パッチで修理してみるが、素材が異なるためか、接着がうまくいかない。応急処置としてダクトテープで穴をふさいで様子を見てみることに。

天候、海況に恵まれた本日17日、満を持して進水式に臨んだ。

前回の学習もあって30分足らずで組み上げ。慣れれば20分くらいで組めそうだ。

ハルは前々オーナーの使用に伴う無数の修理痕が。見た目は悪いが致命的な傷はなさそうだ。

上:K1(5.0m)下:FRT(4.11m)形状の違いがよくわかる。

いつもの豊崎ビーチで進水式。スプレースカートは付属していたが、シーソックはなかったのでK1のものを代用。

安全祈願はやはりコレ。おそらくこのFRTが水に浮かぶのは5、6年ぶりくらいだろう。まさに「水を得たメダカ」。

今日は先日買ったパドル(ワーナー・カマノ220cm)のテストも兼ねた。非常に軽量で扱い易い。

けして怪しいものではありませんので。。

周辺を30分ばかり漕いで終了。

K1と違って、FRTの船体布は水を吸うようにできている。目立った浸水や空気漏れもなく、テスト航海は成功。

やはりカヤックは水の上にあってナンボのものだ。

FRTを漕いでみて、一番印象に残ったのは安定感がすばらしいことである。K1よりも横幅がある(70cm)せいか、横揺れがほとんどなく、全長が短いわりにはドッシリとした印象であった。さすがに直進性はK1に劣るが、沿岸での1DAYツーリングくらいなら十分使用に耐えうると思う。

これまではソロツーリングばかりであったが、FRTが加わったことでカヤックの楽しみを分かち合える仲間が増えるとうれしい。


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1 コメント

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Unknown (トミー)
2009-03-17 22:03:56
カヤックしたい人集まれ~
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