3日目(2月24日)
3日目の朝焼け。今日はコンディションも良さそうだ。
雲の隙間から陽が差す。時間も早いので船舶の航路に注意しながら東へ向かう。
外白崎をを過ぎて進路を南へとり無人島の安室島へ。
安室島の東岸は長い砂浜が続く。数名のキャンパーの姿があった。
安室島を後にさらに南へ向かう。前方に見える2つの岩陰は安室牛瀬。高速船が沖を進む。その奥の島が渡嘉敷島。
このまま安室島の南を回って阿嘉島・慶留間島方面へ行くか、まっすぐ渡嘉敷島まで行こうかとも思ったが、帰りのことも考えて座間味島に戻ることにした。
珊瑚礁で有名な古座間味ビーチへ。
抜群の透明度。陽射しがある分、色も鮮やかだ。
慶良間ブルーとはこのことだ。
パーフェクトな青。
いい日陰を見つけて昼食。
夏のような天気だ。
朝通った外白崎は干潮で潮がぶつかっている。
古座間味ビーチを後にする。
大潮で干潮時の外白崎を進むのは難しいので、さらに東へ漕いで時間をつぶすことに。
安護の浦を左手に見ながら座間味東端まできた。クジラ島?
この辺は流れがやや速い。ちょっと休憩。
そろそろ潮も満ちてきた頃かなと西へ。那覇行きのフェリーが15時に出港する。そういえば自転車青年もこの便で帰るはずだ。こっちが見えるかな?お別れは言えなかったが、頑張れよ-!
外白崎を無事通過。
まだ日没まで時間があるので安慶名敷島と嘉比島の間を抜けて昨日行けなかった阿嘉島へ。この判断が後にとんだ災難を招こうとはこの時誰も予想し得なかった。。
阿嘉島の北西岸を目指す。
問題なく上陸。山の陰で薄暗い。
北端の黒崎周辺はサーフが立っている。
陽が傾くとともに波も収まってきたので夕陽を見ながら帰ろうと漕ぎ出す。
ところが、黒崎を過ぎ阿真牛瀬に近づくにつれてどんどん沖へ流れる潮の流れが速くなり、漕いでも漕いでも前に進まず岩肌が目の前に。フルパワーでなんとかクリアできたが、これまでで一番肝を冷やした魔の5分間だった。
嘉比島の灯台を過ぎ、ホッと胸を撫で下ろす。
なんとか無事阿真ビーチに到着。
テントへ戻って見ると疲れた心身に追い討ちをかけるようにゴミ袋の中身が散乱。カラスの仕業だ。
捨てる神あれば拾う神あり。テントの入り口に自転車青年の書置きが。ありがとう!泣きそうだ。。
何事も無かったように美しい夕焼け。いろいろ考えさせられた一日だった。
新月ということもあって満天の星空。ルーリン彗星が見えるはずだが、見分けられなかった。
4日目(2月25日)
最終日はカヤックとテントの撤収。
再びリュックを背負い、カヤックを引っ張って座間味港へ。
出港まで時間があるので、荷物を観光案内所で預かってもらい高月山展望所へ行ってみることに。
二日間で漕いだ海が一望できる。
やまももが熟れはじめていた。
山の動植物は色鮮やかだ。
港近くの食堂で昼食をとり、港へ。鯉のぼりならぬ「クジラのぼり」。
定刻に出港。結局クジラには会えなかったなあ。
嘉比島方面を見るとカヤックツアーが。やっぱり慶良間にはカヤックが似合う。
さらば座間味。また来るよ!
途中、左舷のはるか海上にクジラのブロウが見えた。なごりクジラだな。。
フェリーは定刻に泊港に着き、タクシーを拾って帰宅。
3泊4日の座間味行もこれにて終了した。
この4日間を振り返ると、きまぐれな天候に若干揺さぶられたりもしたが、漕ぎ出せないほどの崩れは無くて幸いだった。しかし、初めて漕ぐ海域の情報(特に潮の流れ)が十分頭に入っていなかったことは大いに反省すべき点であった。人間一人の自然に対する力の弱さを改めて思い知らされた旅だった。
カヤックを漕ぐということは自然との対話であると思う。けっして人間本位な考えだけで行動してはならないということが、今回の教訓であり、また一番の収穫であった。
人との出会いと別れ、自然の偉大さ、荘厳さに直接接することのできるカヤックの旅はやはり素晴らしい。世界中の海が人が出会いを待っている。次はビキニ水着女性の待つカリブ海あたりか。。
3日目の朝焼け。今日はコンディションも良さそうだ。
雲の隙間から陽が差す。時間も早いので船舶の航路に注意しながら東へ向かう。
外白崎をを過ぎて進路を南へとり無人島の安室島へ。
安室島の東岸は長い砂浜が続く。数名のキャンパーの姿があった。
安室島を後にさらに南へ向かう。前方に見える2つの岩陰は安室牛瀬。高速船が沖を進む。その奥の島が渡嘉敷島。
このまま安室島の南を回って阿嘉島・慶留間島方面へ行くか、まっすぐ渡嘉敷島まで行こうかとも思ったが、帰りのことも考えて座間味島に戻ることにした。
珊瑚礁で有名な古座間味ビーチへ。
抜群の透明度。陽射しがある分、色も鮮やかだ。
慶良間ブルーとはこのことだ。
パーフェクトな青。
いい日陰を見つけて昼食。
夏のような天気だ。
朝通った外白崎は干潮で潮がぶつかっている。
古座間味ビーチを後にする。
大潮で干潮時の外白崎を進むのは難しいので、さらに東へ漕いで時間をつぶすことに。
安護の浦を左手に見ながら座間味東端まできた。クジラ島?
この辺は流れがやや速い。ちょっと休憩。
そろそろ潮も満ちてきた頃かなと西へ。那覇行きのフェリーが15時に出港する。そういえば自転車青年もこの便で帰るはずだ。こっちが見えるかな?お別れは言えなかったが、頑張れよ-!
外白崎を無事通過。
まだ日没まで時間があるので安慶名敷島と嘉比島の間を抜けて昨日行けなかった阿嘉島へ。この判断が後にとんだ災難を招こうとはこの時誰も予想し得なかった。。
阿嘉島の北西岸を目指す。
問題なく上陸。山の陰で薄暗い。
北端の黒崎周辺はサーフが立っている。
陽が傾くとともに波も収まってきたので夕陽を見ながら帰ろうと漕ぎ出す。
ところが、黒崎を過ぎ阿真牛瀬に近づくにつれてどんどん沖へ流れる潮の流れが速くなり、漕いでも漕いでも前に進まず岩肌が目の前に。フルパワーでなんとかクリアできたが、これまでで一番肝を冷やした魔の5分間だった。
嘉比島の灯台を過ぎ、ホッと胸を撫で下ろす。
なんとか無事阿真ビーチに到着。
テントへ戻って見ると疲れた心身に追い討ちをかけるようにゴミ袋の中身が散乱。カラスの仕業だ。
捨てる神あれば拾う神あり。テントの入り口に自転車青年の書置きが。ありがとう!泣きそうだ。。
何事も無かったように美しい夕焼け。いろいろ考えさせられた一日だった。
新月ということもあって満天の星空。ルーリン彗星が見えるはずだが、見分けられなかった。
4日目(2月25日)
最終日はカヤックとテントの撤収。
再びリュックを背負い、カヤックを引っ張って座間味港へ。
出港まで時間があるので、荷物を観光案内所で預かってもらい高月山展望所へ行ってみることに。
二日間で漕いだ海が一望できる。
やまももが熟れはじめていた。
山の動植物は色鮮やかだ。
港近くの食堂で昼食をとり、港へ。鯉のぼりならぬ「クジラのぼり」。
定刻に出港。結局クジラには会えなかったなあ。
嘉比島方面を見るとカヤックツアーが。やっぱり慶良間にはカヤックが似合う。
さらば座間味。また来るよ!
途中、左舷のはるか海上にクジラのブロウが見えた。なごりクジラだな。。
フェリーは定刻に泊港に着き、タクシーを拾って帰宅。
3泊4日の座間味行もこれにて終了した。
この4日間を振り返ると、きまぐれな天候に若干揺さぶられたりもしたが、漕ぎ出せないほどの崩れは無くて幸いだった。しかし、初めて漕ぐ海域の情報(特に潮の流れ)が十分頭に入っていなかったことは大いに反省すべき点であった。人間一人の自然に対する力の弱さを改めて思い知らされた旅だった。
カヤックを漕ぐということは自然との対話であると思う。けっして人間本位な考えだけで行動してはならないということが、今回の教訓であり、また一番の収穫であった。
人との出会いと別れ、自然の偉大さ、荘厳さに直接接することのできるカヤックの旅はやはり素晴らしい。世界中の海が人が出会いを待っている。次はビキニ水着女性の待つカリブ海あたりか。。
男のロマンなのかなぁ!?