風はどこ吹く、カヤックが通る

フォールディングカヤック、自転車で行ってきます

奥琵琶湖キャンプツアー(22~23日)その2

2011年01月25日 | カヤック
いよいよ冬キャンプ開始!


冷たい雨が降ってきた。


雨の中のテント設営後、大瀬さんのタープ下で小休止。今回初登場のトランギア・ストームクッカーで湯を沸かし、インスタントコーヒーを戴く。けっこうな火力だ。


冷たい雨の中での焚き火というのも初めて。湖畔で薪を集めるが本当にこれが燃えるのか?と思うほど冷たく湿っている。

平行に2本の太い枕木を据えて空気を入れやすくし、杉の葉や竹などの燃えやすいものから天ぷら油を固めた着火剤で火をおこしていく。その傍らで濡れている薪を乾かし、乾いたものからくべていくという流れだ。


交代で仰ぎ火も徐々に安定してきた。陽も暮れるとグッと冷え込んでくる。


青灰色の世界。


この後は参加者が持ち寄った食材で豪華ディナー。大瀬さんのトマトベース鹿肉シチューにワカサギの天ぷら、愛知のMさんの湯豆腐、絶品でした。


紅一点、京都のYさんが仕込んできた豚バラ肉も登場。寒さで飲むことをためらっていたビールもすすむ。ホットワインも温まりました。


もう言葉はいらない。


この日ほど焚き火のありがたみを味わったことは無かっただろう。


明るいのは長浜の方向か。


時おり晴れ間が覗く。枝の隙間からオリオン座が。

22時過ぎに就寝。。


2日目(23日)
7時過ぎに起床。背中の冷えで何度か眼が覚めたが、疲れもあってか意外とぐっすり眠れた。大瀬さん曰く、雪上キャンプは背中の冷え解消が最も重要なポイントだということだ。背中が冷たくて何度も寝返りを打っているとマットからずれて背中のすぐ下は雪という悪循環に陥ってしまう。なのでマットは2重にして空気の層を作り、なるべく雪面との距離をとってやることが大切。寝袋には天井からの結露した水滴が直接かからないようにシュラフカバーをかけることもダウンシュラフを有効に使うポイントだ。


今回私はテント(モンベルムーンライト1)の床にエマージェンシーシートを折りたたんで敷き、その上にコーカタットのPFD、ロゴスのインフレータブルマット、そしてモンベルのスパイラルダウンハガー#1を使用した。失敗したのはインフレータブルマットの空気取り入れキャップを閉め忘れていたこと。おかげで気付くまで雪面と密着した状態で寝ていた。


ウェアはボンバーギアのフリース上下、その下はモンベルZERO POINTの下着、足にはフリースのソックスをはいた。その他の工夫としては、肩の冷えをなくすダウンベストを着たり、湯たんぽを利用したり、アウターウェアをシュラフの上にかけたりといろいろやり方があるようだ。自分なりに工夫して温かい寝床を確保することが冬キャンプを快適に過ごすコツだ。


温かい寝覚めのコーヒー。レンズは完全に曇っている。


その3へ続く。





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